< 個 人 山 行 >
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<大谷山の春> ・4月9日 ・参加者:小松明美・他2名 |
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今年は雪が少なかった事もあり、マキノの春は早いようだ。里のカタクリもそろそろ終わろうとしている。大谷山から赤坂へと続く稜線を眺めるたびに、やっぱり大谷山に行かなくては!と思う。何としても今年は行きたいものだ!そう毎日思っていた。 大谷山に行こう!そう決心したのは、4月の9日。誰か一諸に行ってくれる人はいないかなと友人に声をかける。運良く二人同行者が見つかり、12日、大谷山を目指した。いつものことながら石庭からの古道は快適だ。入り口にまだカタクリが楚々と咲いている。これならばまだまだカタクリが期待できようというもの。ダムシバの白さもひときわ際立っている。まだ少し早いが、イワカガミも存在をアピールしていた。ギフチョウも目の前を通過して行った。でも、彼らをカメラにおさめることは困難「ましてや、花に留まる蝶をとらえるなんて夢のまた夢やねえ。」そんな会話をしながら高度をかせいで行く。昨年の姥ヶ岳例会から山を歩いていない身には、標高550を越えた頃、傾斜がきつくなるあたりで、しんどさを感じるようになる。のんびりペースを更にダウンしながらも、昼食はいつものところでと決めていたから長い休憩は取らずに百瀬川右俣源頭を目指す。百瀬川は、どこまでも優しく、谷の雪解け水を集め、蕩々と流れている。ブナの周りは、まだまだ雪で覆われており、炭焼き窯跡も雪をかぶったままだ。それでもあと一過問もすれば、ブナも芽吹き、雪も解け、イワカガミの群落がピンク色に染まる春色の百瀬川になるだろう。長く、厳しい冬に耐え、訪れる森の春は、自然から命の躍動とすばらしさを学ぶ良い機会だ。 百瀬川に別れを告げイワウチワの群落を踏まないように尾根をたどる。ブナが姿を消す頃、国境稜線に出る。かっては、ススキとツゲに阻まれ、一歩一歩方向を確めながら大谷山をめざしたものである。天気の悪い日など、ここから引き返した事も何度かあった。しかし、今は美浜山遊会によって立派な路が切り開かれ、迷うことなく、大谷山へと導かれる。ルンルン気分の稜線歩きを楽しみながらも、薮こぎをした、かつての苦労が懐かしい。帰路は、寒風山を経てマキノスキー場へ降りる、地図に点線路のあるコースを採る。このコースも中程にブナ林のある心地よい道だ。雪あり、花ありの楽しいコースであった。 記:小松明美 |
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< 鳥海山:山スキー> ・日時:5月1日~4日 ・参加者:尾畑CL.山森(山友)SL.村田(岳友)谷内資(山友) 谷内里(山友)河原田(山友) |
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4月30日、夜竜王インター8時出発、北陸自動車道を走り中条インターで降りて国道7号漁走り、道の駅鳥海.朝5時到着ここで仮眠(思っていたより・早く着いた) 1日:晴れ日本海側の大平登山コース8時出発.御浜神社1705m10時40分雪に覆われた鳥海山と日本海が美しい。文珠岳1990mへ登り、人が入り込んでいない南西の谷へ滑り込む。実に気持ちいい。御浜神社へ登り返し、ここからは日本海へ飛び込む様な滑降.これ又最高。大平15時30分 今度来た時は大平へ泊まり、日本海へ沈む夕日を見ながら一杯飲みたいものだ。今日,あ宿泊先のユースプラトへ移動。 2日:晴れ、鳥海の北斜面.祓川の登山口へ7時55分着。ここは春スキーのメッカなのか既に駐車場は満杯だった。登山の人も3分の1ぐらい居てる。、駐車場から頂上まで見渡せる美しいコースだ。七高山2229m12時、頂上はすでに大勢の人でにぎわって居た。月山が太陽に照らされ美しい。新山へ登り、千蛇谷へ少し滑り込み.登り返して今度は東斜面.北斜面とダイナミックな滑りを満喫できた一日でした。 ※宿泊先のユースプラト、一泊,2食6500円ここは安くてサイコー〝 3日:曇り 朝5時ユースプラトを出発、今日は鳥海の南斜面.湯の台コースへ移動。7時30分.790m付近で雪でストップ、昨日と違いここは先客車5台だった。今日の天候は下り坂、頂上はガスで見えない.行ける所まで行くことにした。1570m,河原宿付近で雨がポッリボツリ.引き返す事にした。このコースはロングコース、変化に飛んで居ておもしろそう、今度さいチャレン?ジしてみたいコースだ。 今日の宿泊先は鳥海家族旅行村のコテージを1棟予約してある(15000円)途中で.フキノトウ,コゴメ.甘草.タラの芽.と山菜を摘みお昼はテンプラで乾杯して、湯の台温泉につかり昼寝する。広々とした自然の中でなかなか良いところだ。車はバーベキューセットを予約してあり6人ゆったりの広いコテージで山談議のんぴりした1日だった。 4日:雨、今日は帰る日、昨日の夜から雨だ.なんと恵まれた日程だろう。行きと違い帰りは13時間かかったが.東北が身近に感じられ私にとって充実したゴールデンウイーでした。 報告:尾畑 |
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<懐かしの南八ヶ岳山行に参加して> ・日 時:2004年5月6日(木)~9日(土) ・参加者:武藤・他2名 |
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コース、 5月6日(木)快晴:大津=米原IC=諏訪IC=桜平~夏沢鉱泉~オウレン小屋泊 5月7日(金)快晴:オウレン小屋泊~夏沢峠~硫黄岳山荘~横岳山頂~三叉峯~鉾岳~日の岳~横岳山頂~硫黄岳山荘~赤岩の頭分岐~オウレン小屋~夏沢鉱泉泊 5月8日(土)快晴:夏沢鉱泉~桜平=諏訪IC=駒ヶ根IC=駒ヶ根ロープウエイ=山項駅=駒ヶ根ロープウエイ=松川温泉=松川IC=大津IC 5月6日:以前から話のあった、長期の休暇が取れたとの友人に誘われ八ヶ岳へ。 五月の残雪期という事もあり当初は夏沢峠~北八ヶ岳の天狗岳に行くつもりが、宿泊地のオウレン小屋は、我々3人だけの貸し切り。小屋の親父さんとアルバイトの女性2名と同人数だ。小屋は水力発電で夜間も電気が赤々と点灯、風呂は槍風呂なんと贅沢な山小屋だ。夕食は、長野名産の馬肉を使った名物の「すき焼きに舌鼓・親父さんの楽し話に時を忘れて話し込む。話の中で南八ヶ岳の稜線には雪は無いという話から、急きょ横岳の稜線から撮ったポスターの撮影場所まで行く事にする。また、小屋には、懐かしい山の文学集があり、あの伝説的な松涛明の「風雪のビバーク」等今では書店でも探せないような珍しい本も色々とあるのにはビックリ!花の写真集等、山の好きな人がゆっくりとくつろげる場所だ!早朝には、カモシカの鳴き声も聞こえるとか!
る。夏沢峠から硫黄岳山頂までケルン毎に強風を避けながら進む。山頂に着くと一気に視界が360度に広がり前面には、八ヶ岳の盟主・赤岳から横岳~阿弥陀岳の主峰の数々が見える。取りあえず、硫黄岳山荘に向かい昼食にする。強風は、この辺りだけで横岳稜線は、風も弱まっているとの言葉で、今夜はここに泊まる予定で荷物を分け、軽量にして横岳を目指す。横岳山頂の手前だけに雪が残っており、ここだけ冬道の鉄バシゴを利用。その後は、夏道で特に間題なく順調に稜線を進む、連休後で人は少なくゆっくりと写真を撮りながらの山歩を楽しむ。 日ノ岳付近でポスターの写真に似た風景に出合い写真を撮り、横岳山頂で一人がトカゲを決め込んでいるので元来た道を引き返す。硫黄岳の強風が嘘のような静けさだ、ついている!硫黄山荘に戻る時間も早く、泊まる予定を変更して夏沢鉱泉まで戻る事にする。帰路は、夏沢峠経由で戻るより「赤岩の頭」手前の分岐からオーレン小屋に下山する方が早いと聞き、下山開始。硫黄岳から分岐までの道は南八ヶ岳の主峰赤岳~横岳~阿弥陀岳などが眺められ素晴らしい。分岐からの下りは残雪があり、しばらくは歩きやすい道が続く、しかし途中トラバース気味になる当たりから足が雪を塔み抜き始め兼鼓する。瀬林帯に入るとさらに2~3歩毎に足は膝から足の根本まで雪を踏み抜き、なかなか前に進めない。オウレン小屋には、コースタイムを遥かにオーバーして到着。小屋の親父さんに、この道は朝の雪が締まっている時間帯に利用するのは良いが午後からはこの時期は止めた方が無難だと言われるが後の祭りである。夏沢鉱泉に17:30頃到着、夕食前に鉱泉に入り今日の渡れを取り食堂に、また我々3人だけの貸し切りだ! 5月8日また、快晴:小屋の窓から北アルプスが見える。帰路は、桜平の車まで戻り、中央アルプス・駒ヶ岳ロープウェイで宝剣岳のカールまで行くことに決定。駒ヶ根のバス停から宝剣岳がはっきり望める(何回も来ているが始めての景色だ!)山頂駅に到着、雲一つ無い快晴に宝剣の岩肌だけが黒っぽく雪の中から顔を出している。春スキーを楽しんでいるカールを歩き廻り、色々な角度から宝剣岳の雄姿を眺め写真を撮る。前方には、南アルブス連峰の甲斐駒ヶ岳・千丈岳・北岳・間の岳・塩見岳・荒川三山・赤石岳が望める。下山後は、松川温泉でゆっくりとくつろぎ今回のゆったり山行を終える。 今回は運転手の横で廻りの素晴らしい景色を眺めながらのドライブを、また、ゆったりとした山行を楽しませて貰いました!有り難う御座いました。
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<西方が岳~さざえヶ岳> ・日 時: 5月15日(土)曇りのち晴れ ・参加者:山本・岡・秋山・林:四名 |
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16日が雨の予報なので急きょ15日に変更7名参加予定が4名に・参加できなかった人ごめん。下見、カニツアー、今回で三回日の挑戦です。過去二回はそれぞれの事情で縦走で きず、心の中でモヤモヤしたものがありました。スカッとしたいと今回の挑戦になった訳です。 日程変更で4名になりましたが、車二台で常宮神社の登山口こ、下山口の浦底地区の原発寮付近に一台のくるまを回す。
11:18南方の頂上着。若いピチビチ組と我々の11名です。サザエのほうから二人ほど見えました。風か強いですが木立に遮られて直接強風を受けることなく写真を撮ってサザエに出発です。カニツアーの時には見通しが良かった林も新緑の葉に覆われて展望が利きませんがその分、目には優しいです。カモシカ岩で展望を楽しんだ後、縦走路に戻り一例の積雪で道を間違えた所にさしかかりました。今回は2万5000分の1の地図を用意して いざと望んだのですが縦走路はハツキリしていて地図の世話になることなくクリア-。平坦なところから左に階段状の急登をいくべきを、ふみ後に惑わされて早めUターシしたらしい。(結果的にはその事がカニ食いの時間に間に合って良かったと一人で納得) 12:55 道を聞達えた所から程なくさざえヶ岳に到着。展望が抜群、水島の白砂の浜が綺麗です。白山は残念ながら見えませんでしたが。 風が強いので岩陰で昼食。縦走できた達成感でにぎり飯が美味しい。採りたてのイチゴ、フルーツ、コーヒーなどどれも美味しいものばかり。ご馳走様でした。敦賀湾の展望を楽しみながら、比較的膝に優しい縦走路を浦底の下山口に到着は15:00でした。ゆっくり歩いて8時間の歩行時間でした。秋の野点の侯補地にとの意見も出ていました。
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<霧島山・開門岳> ・日 時:2004’5/30~31(くもり時々雨) ・参加者:山口夫妻 |
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5/30 霧島神宮駅(9:10)~高千穂河原(9:45)~中岳(11:10~15)~新燃岳(12:15~35)~獅子戸岳(13:00)~韓国岳(14:50~55)~えびの高原(15:50) 5/31 2合日登山口(7:00)~5合目(8:00~05)~7台目(8:45~55)~9合目(9:30~35)~開聞岳(9:50~10:00)~2合日登山口(12:50) 新大阪からのぞみに乗り九州に向かう。2時間で小倉に着きドリームにちりんに乗り継ぐ車中ぐっすり寝られたため体調は良好、宮崎できりしま5号に乗り継ぐが少し時 間があり持参のおにぎりをほうばる,きりしま5号の指定は貸し切り車掌さんに大気を妨ねると昨日梅雨に人ったとほくそ笑まれた。車窓を眺めていると何故か晴れ間がある!! 霧島神官駅に降り立つ、駅にお願して大きいザックを預ける。休日運転の貸し切りバスに乗り高千穂河原へ,すぐに登り出す。途中もみじコース・つつじコースがありつつじコースを選び中岳に向かう、もう一週間早かったら満開の霧島つつじが見られただろうが残念だ。中岳からはガスってて何も見えません。さすが霧島!霧が深いですね。 中岳から新燃岳に向かう縦走コースにはまだ数多くのつつじが残っている、写真を撮りながらゆっくり進む。新燃岳の山頂に着いた時はガスがかかっていてなにも見えなかったが少しずつ晴れてきた急に霧が晴れて、緑色した水や噴火口の全形が表れた。オーと言う歓声や拍手が沸き起こる!!一気に晴れ全山の景色も広がった。山がつつじでピンク色に染まっている矢岳が見えた。来て良かった。 さあこれから韓国岳に向け出発、獅子戸岳を通過しもがきもがき山頂を目指す。このコースは誰も歩いていない。やっとのおもいで山頂。山頂には一人の男性後から2組の登山者と言うよりもハイキング風の方々が見られるが霧のため直ぐに下山。16:10分のバスに乗りたいのだが間に合いそうにない。スカイラインを歩いていてここで右手を上げるとなんとなんと車が止まってくれたラッキー!!!何とかバスに間に合う。霧島いわさきH前の温泉にゆったりと入り太平洋ビールとソフトクリームをいただき無事霧島神宮駅に着。特急きりしまにて鹿児島中央駅(泊)。 参考 鹿児島中央駅では焼酎祭りがショットバー形式で開催されていました。森伊蔵はありませんでしたがいさみをいただいてきました。その他数l00種ありました。 5/31 朝雨音で目覚める。今日は温泉めぐりにしようかと思うが麓まで行ってみたい気持ちたなり鹿児島中央駅に向かう。昨日食事をしたところでおにぎりを作ってもらっていたので駅で早速lコいただく。指宿に着くまで雨がばらばらあるが何とか行けそうだ。指宿で乗り換え開聞まで。途中はこんなに早いのに学生さん。開門着何もない予想外でした‥公衆トイレだけです。済ませて歩き出す役場前にタクシー会社の人がいて案内してもらう車で2合日まで、向かえの車もお願いしておく(ボーダフォン以外良)。7時登り始める。今日も霧の中,途中東京からの登山者に抜かれる屋久島からの帰りだそうで屋久島もどしやぶりだったが良かったとのこと、少し上がると下山者2名ここは岩場が多く歩きにくい7月下旬がいいらしい。昨日よりも汗が多量に出る視界が無いもがきもがき山頂へ。 何も見えない記念写真のみですぐ下山。途中金沢の人・外国人・若人・に出合い無事下山。 タクシーの案内で国民宿舎かいもん荘で汗を流し日本最南端の駅西大山駅まで送ってもらい帰路につく。 霧島は5月連休から6月末まで開聞は7月末が良さそうです入も多いと思いますが。 記:山口 一夫&弥生 |