アロマ足浴

アロマテラピーとは?

院長写真

 

アロマテラピーとは?

「アロマ=aroma」とは「芳香」、「テラピー=therapy」とは「治療」のこと。

アロマテラピーとは、植物の持つ芳香成分を利用した自然療法のことを意味します。

アロマテラピーは、植物の香りやさまざまな働きの力をかりて、心や身体のトラブルを穏やかに回復し、健康増進や美容に役立てていこうとする自然療法です。

 

私たち現代人はさまざまなストレスに囲まれて生きています。

こうしたストレスを和らげる手段として注目されているのが「アロマテラピー」です。

アロマテラピーはリラクセーションやストレスケアの他、美容や健康維持、疲労回復に役立てることが可能です。

入浴やトリートメント、セルフスキンケアなど、 アロマテラピーを上手に生活に取り入れていくことは、 心と身体のバランスを取り戻すときの、大きな助けとなるでしょう。

植物から抽出した純粋な天然精油(エッセンシャルオイル)を吸収や塗るなどの効果的な方法で使用し、身心の健康に役立てようというものです。

 

AEAJでは、「アロマテラピー」を次のように定義しています。

アロマテラピーは精油を用いてホリスティック(※)な観点から行う自然療法である。

アロマテラピーの目的は以下のとおりである。

1. リラクセーションやリフレッシュに役立てる

2. 美と健康を増進する

3. 身体や精神の恒常性の維持と促進を図る

4. 身体や精神の不調を改善し正常な健康を取り戻す

※ホリスティックとは、 「全体」「つながり」「バランス」 といった意味を含みます。


アロマ足浴

---アロマ足浴のメカニズム---

精油の香りを嗅いだり、精油を用いたトリートメントで身体に触れられる体験は、どのように私たちの脳で受け止められ、心と身体に作用するのでしょうか。

ここでは、アロマテラピー(精油)が心と身体に作用するメカニズムを紹介します。

 

嗅覚を通しての精神・生理作用

香りの分子が鼻の奥に達し、信号として嗅神経を介して脳へと伝わります。

そこで精神的・生理的に作用します。

 

吸入による作用

呼吸と共に肺の肺胞から血管系へ入り、血流に乗って、全身に作用します。

 

経皮作用

皮膚の表面(表皮および附属器)から真皮へと吸収され、真皮にある毛細血管まで成分が到達し、全身を巡る循環に乗ります。


詳しくはこちらで⇒日本アロマ環境協会

エッセンシャルオイルは、生活の木を使用しています。

(全国に支店があり三ノ宮にも支店があり安心です)

詳しくはこちらで⇒生活の木

 

 

---アロマ足浴のやり方---

1.すこし熱いお湯がでるまでしばらくお待ちください。

2.アロマオイルは、水には混ざることなく水面に浮き上がってきますので、

注意…アロマオイルは水に浮きますので後から足を入れるとアロマオイルがながれてしまいますので先に足を入れてください)

(すこし熱いぐらいのほうが効果があります)

 

3.香りのベースとなるお好みのアロマソルト(塩)をスプーン1杯入れます。

4.炭酸泉の素(バスボム)を1個入れます。詳しくはこちらで⇒炭酸泉の効能

5.お好みのアロマオイルを1入れよくかき混ぜてください。

※アロマオイルの入れかた

アロマオイルをすこし斜めにしてしばらくお待ちくださいゆっくり1滴出てきます。

(出ないからといって振ったりしないでください)

注意…アロマオイルはお湯に浮きますので、あまり多く入れすぎると皮膚が原液に近い状態で接する

ことになり、お肌の弱い方は、皮膚が赤くなったり、ヒリヒリしたりする場合がありますのでご注意ください

6.すこし前かがみで、湯気と共に立ち上ってくる、アロマオイルの香りを楽しんで下さい。

※すこしぬるくなってきましたら熱いお湯を入れてからアロマオイルを1滴入れてください。

(違う種類のアロマオイルを入れても面白いと思います)

アロマオイルの相性はこちらで⇒みんなのアロマテラピー

 

 

---実は重層&クエン酸の効果って美容効果抜群!!---

重曹とクエン酸があれば手作りできますよ♪

お肌ツルツル、夢の入浴剤♪

日本全国に美人の湯と呼ばれている温泉がありますよね。美人の湯に入るとぬるぬる?

シットリした感じで湯上がりはポカポカと温かく肌は滑らかになります。

美人の湯を永年使っている人は、ほほすべての人が美肌であることを発見されているそうです。

その美人の湯とは…炭酸温泉のこと!その効能は科学的に検討されており、美人の湯には老廃物の排泄をうながす効果があることも分かって、皮膚の毛穴や汗腺の詰まりを除去する効果があるそうです。

炭酸とは、二酸化炭素(CO2)が水に溶けている水溶液のこと。時間が経って、気が抜けてしまってもH2Oではなく、炭酸水(H2CO3)。

二酸化炭素は分子が小さく皮膚の毛穴から血管に入り、血管内に入ってきた二酸化炭素を老廃物とみなし、血管が拡張して血流が増えます。

同時にヘモクロビンから酸素を離す事で血行がよくなり、細胞に酸素が行き渡ります。

血行がよくなると、新陳代謝も活発になり、細胞が生まれ変わる正しいターンオーバーがなされます。

古い角質が溜まることなく排出され、肌の内側に適正な水分を蓄え、柔らかくキメの整った肌へ導いてくれる。

血行促進により、冷え症の改善や疲労回復、肩こりや腰痛なども緩和。

ヨーロッパには炭酸泉が多く、特にドイツでは「心臓の湯」と呼ばれ、高血圧や動脈硬化など、血液の循環をよくする温泉療法が盛んに行われているようです。

美人は体内も老廃物を溜めない人であるということ!身体にいいものを体内に取り込むことより、体内の老廃物を排泄するほうが美肌には効果的です。

お肌のくすみは未病!急激な即効性を期待するものでもなく、半年~数年かかると思われますが、皮膚表面の角質が取れると艶やかな肌になり、美肌になること、半年もすると、汗穴や毛穴の詰まりが取れはじめ、体内の老廃物が汗やガスとして放散され血液の浄化が始まるそうです。

数年すると血液の浄化も進み、皮膚のくすみも解消され、かなり蘇るようです。

美容からの視点も興味深いのですが、今回はそれより、ドロドロ血液の解消に私は今、フォーカスしています(*^^*)

お肌のくすみは、表面に現れた現象でしかありません。

体内の老廃物を排泄し、血液浄化することでくすみが自然に取れるということで、根本原因を取り除くことで、実は高血圧、高脂血症、高血糖の改善も進み正常になり、知らぬ間にさまざまな若返りになるようです。

詳しくはこちらで⇒炭酸泉の効能

重曹の効能
 ・血行や新陳代謝の促進
 ・疲労回復効果
 ・神経痛の緩和
 ・肩こり解消、肩こり予防
 ・血圧降下作用
 ・リフレッシュ効果(サッパリ爽快感)
 ・冷え性の予防、改善
 ・保温効果

重層詳しくはこちらで⇒重層で美容効果抜群!!

 

クエン酸の効能
 ・フケ予防、改善
 ・美髪効果(リンスとしは使用)
 ・美白効果
 ・美肌効果(皮膚の新陳代謝の促進)
 ・疲労回復効果
 ・スキンケア効果

クエン酸詳しくはこちらで⇒クエン酸とは?

 

---足湯で使用しているバスボムの作り方---

いるもの、大きいタッパ、霧吹き(水)

重層400g(食用)

 

クエン酸200g(食用)

 

入浴剤(シアバター&ロイヤルゼリー)100g肌にうるおいをプラス♪、

粗塩50gミネラルをプラス♪

 

1.タッパに全て入れます。(重層:クエン酸を2:1で入れるのが重要)

2.次にふたをしてよく振ります、霧吹きで4回シュシュと軽くで、
ふたをしてよく振ります(重要)
 (水を入れすぎると反応してしまいます)

3.氷を作る容器に入れ指で少し強い目に押します

4.1~2日置けば固まります。

 

少し白くにごり滑らかに!!乾燥肌にうるおいプラス♪

 

---簡単!!アロマバスボム(お風呂用)の作り方(約5回分)---

いるもの…大きいタッパ、霧吹き(水)

重層200g、クエン酸100g、粗塩50g
(重層:クエン酸を2:1で入れるとOK)

アロマオイル(アロマオイルがなければ入浴剤を50g入れてください)

1.タッパに全て入れ、ふたをしてよく振ります

2.次に霧吹きで2回シュシュと軽くで、ふたをしてよく振ります(重要)

(水を入れすぎると反応してしまいます)

3.お好きなかたに入れ指で少し強い目に押します
 1回分は60~80gの大きさがいいかも

4.1日も置けば固まります。

5.入浴前にアロマオイルをバスボムに5~6滴たらせばアロマバスボムの出来上がり。

すご~く簡単しかも美肌効果抜群!!

お風呂の中でお肌をさすってみてください、小さな気泡がお肌に付着して温泉のようなとろみがついて、硬い角質を柔らかくしてくれます。

また気になる体臭の元を洗い流してくれます。

さらにアロマオイルの効能と香りがプラスされ、いい感じですよ!!

 

 

 

---アロマ足浴で使用するアロマソルト(塩)・アロマオイル---

アロマソルト…エッセンシャルオイルとソルト(塩)を合わせたものです。

ラベンダー・オレンジスイート・レモングラス・グレープフルーツ・ペパーミントの5種類のソルト

ラベンダー&オレンジスイート・ローズマリー&レモンのブレンドソルトもあります。

1.ラベンダー(フランス産)

さわやかでフローラルな香り♪

安眠効果があることで知られるラベンダー。

他の精油となじみやすく、アロマテラピーでよく使われる精油の一つです。

ラベンダーには色々な種類があり、精油として利用されているのは、スパイクラベンダー、ラバンジン、フレンチラベンダーの3種類です。

ラベンダーは、これらの種類と区別するために「真正ラベンダー」とも呼ばれています。

かつて、古代ローマでは、傷の手当にラベンダーを浴槽に入れて沐浴していたといいます。

では、ラベンダーの心体への効能をみていきましょう。

 

心への効能

自律神経のバランスを調整する働きがあり、ストレスや怒りを感じている心や、不安や心配を抱えた心を癒し、深くリラックスさせる効果があります。

また、安眠効果があることでも有名で、就寝前にもよく利用されている精油です。

 

体への効能

鎮痛作用があり、頭痛や筋肉痛、胃痛、月経痛などの体のあらゆる痛みを緩和する効果が期待できます。

また、免疫力強化の作用もあり、感染症などの予防に役立ちます。

 

肌への効能

抗炎症、鎮痛、消毒作用などにより、軽い火傷の応急手当に効果があり、痛みが治まり、傷跡が残りにくく回復します。また、ニキビや傷などを早く治す効果があります。

スキンケアやヘアケアにもよく使われており、全ての肌質に使用できます。

 

主な芳香成分

主要成分はリナロールと酢酸リナリルで、作用としては、鎮静、鎮痛、抗炎症作用があります。

 

注意事項

妊娠初期は、使用を避けましょう。

 

 

2.オレンジスイート

果実そのままのスウィートな香り♪

アロマオイルの中で、年齢を問わず最も人気があるといっても過言ではないオレンジ・スイート。

オレンジの果皮から採取される精油は、果実そのままのみずみずしい甘酸っぱく、馴染み深い香りです。

アロマテラピー初心者の方におススメの精油です。

柑橘系のオレンジには、スイート種とビター種があり、ビター種の方は、やや苦味があります。

では、オレンジ・スイートの心体への効能をみていきましょう。

 

心への効能

リフレッシュやリラックス効果があり、不安や緊張、ストレス、うつ状態から解放され、気分を前向きにする効果が期待できます。

また、安眠を促す製油としても知られていますので、就寝前に香らせるとよいです。

作用も穏やかなので、子供にも安心して使用できます。

 

体への効能

胃腸の調子を整える作用があり、下痢や便秘などの胃腸のトラブル全般的に効果が期待できます。

また、食欲を増進させる作用もある為、食欲不振の方にもおススメですが、逆にダイエット中の方には注意が必要です。

 

肌への効能

発汗作用により、血行を促進して老廃物を排出し、肌の状態を整える効果が期待できます。セルライトの解消にも効果的です。

また、にきびなどのトラブルに向いています。

 

主な芳香成分

成分としてはリモネンが9割以上を占めており、鎮静作用や血行促進作用があります。また、胃腸の働きを促進させる作用、抗菌、抗ウイルス、抗がん作用なども知られています。

 

注意事項

一般的に高毒性は無いといわれているが、まれに高毒性を示すこともあるため、皮膚につけた後は紫外線に注意しましょう。

高濃度で使用すると、皮膚に刺激があるので、敏感肌の方は注意が必要です。

 

 

3.レモングラス

すっきりした草の香りと、レモンを感じさせる香り♪

レモングラスはイネ科の植物で、レモンのようなフレッシュで強い香りが特徴です。

インドでは古くから「チューマナ・ブールー」との名前で知られており、熱を下げ、感染症を治し、腫瘍の進行を食い止める効果があるとして利用されてきました。

防虫作用や消臭作用があり、お部屋での使用におススメです。

では、レモングラスの心体への効能をみていきましょう。

 

心への効能

鎮静作用により、不安やストレス、緊張などで疲れた心を癒し、リラックス効果が期待できます。

そして、刺激作用により精神を高揚させ、活力、集中力を高める効果が期待できます。

 

体への効能

消化を促進させる作用があり、胃腸の調子を整えるのに役立ちます。

また、鎮痛作用や抗炎症作用もあり、筋肉痛や腰痛、肩こりなどの痛みにも効果が期待できます。

 

肌への効能

収れん作用や消毒作用により、開いた毛穴を引き締め、ハリのある肌へと整える効果が期待できます。

また、リンパの流れを良くする働きがあり、セルライトにも有効です。

 

主な芳香成分

アルデヒド類のシトラールは、ネラールとゲラ二アールを合わせたものを言います。作用としては、抗菌作用や抗真菌作用、鎮静作用、鎮痛作用があります。

 

注意事項

作用が強く、高濃度での使用は皮膚刺激があるので、使用量に注意しましょう。

妊娠中や緑内障の方は使用しないこと。

 

 

4.グレープフルーツ

爽快感あふれる香りで、ダイエットをサポート♪

果実が木にぶどうのようになっていることから名づけられたグレープフルーツ。

学名の「paradisi」は「楽園」を意味する言葉であり、その名の通り、気分を高める効果があります。

化粧品や香水などに使われており、近年では脂肪を燃焼する働きがあることが証明され、ダイエットや健康食品の香り付けとしても需要が高まっています。

では、グレープフルーツの心体への効能をみていきましょう。

 

心への効能

心配や不安、緊張した気持ちをほぐし、幸福感をもたらす効果が期待できます。

落ち込んだとき、前向きな気持ちになりたいときにおススメです。

グレープフルーツのみずみずしい香りでリフレッシュしましょう。

 

体への効能

血液やリンパの流れを促進し、余分な水分や老廃物を排出するので、

むくみや肥満、セルライトの予防や改善、解消に有効です。

また、脂肪を燃焼する効果もあり、ダイエット時にもおすすめです。

肝臓を強壮する作用や、消化を促す作用がある為、二日酔いの解消にもおすすめです。

 

肌への効能

皮脂の分泌を抑える作用があり、ニキビや吹き出物を防ぐ効果があります。

また、消臭、抗菌によるデオドラント作用があり、体臭予防にもおすすめです。

夏やスポーツの後など、汗をかいたときなどに役立つ精油です。

 

主な芳香成分

主要成分であるリモネンが全体の95%以上を占めています。

リモネンは柑橘系の皮に多く含まれている成分で、リラックス効果やダイエット効果、血行促進作用などがあります。

 

注意事項

高濃度で使用すると、皮膚に刺激があります。敏感肌の方はご注意ください。
高毒性があるので、使用した後は、日光や紫外線に当たらないこと

 

 

5.ペパーミント

リフレッシュに適した、すっきりとしたミントの香り。

ガムや歯磨き粉など、様々な香り付けに使われているペパーミント。メントール(ハッカ)の香りで有名です。

多年草で、スペアミントとウォータミントの交配種。湿気を含む気候を好む植物です。

古代ローマでは、宴会の時に、お酒で酔いが回っているときに良い効果をもたらすとして、ペパーミントで編んだ冠をかぶっていたと言われています。

では、ペパーミントの心体への効能をみていきましょう。

 

心への効能

シャキッとした香りによる刺激効果で、頭をすっきりさせリフレッシュし、集中力アップの効果が期待できます。

勉強や仕事中、また、気分転換したいときにオススメです。

 

体への効能

ペパーミントは多くの効能を持ち合わせている精油です。鎮痛作用があるため、頭痛や偏頭痛、筋肉痛、生理痛などの痛みを緩和する作用があります。

また、消化器系にも作用があり、消化不良や便秘、胃痛、二日酔いや乗り物酔いなどの吐き気などにも有効です。

また、咳や喉の痛み、鼻づまりや花粉症など、呼吸器系の症状にも効果を発揮します。

 

肌への効能

抗炎症作用や軽い麻酔作用、冷却作用があり、肌のかゆみを鎮める効果が期待できます。ニキビの予防・改善や、脂性肌のケアにも有効。

日焼けや虫刺されにも効果が期待できます。

 

主な芳香成分

モノテルペンアルコール類…ℓ-メントール(35~45%)

ケトン類…ℓ-メントン(15~25%)

オキサイド類…1,8-シネオール(5~10%)

主要成分はℓ-メントールで、神経を刺激する作用と鎮静する作用の両方を合わせ持っています。

また、ケトン類のメントンには、血圧を上げる作用があります。

 

注意事項

皮膚への刺激が強いため、使用量には十分に注意しましょう。

妊娠中や授乳時には使用を避けましょう。

 

 

6.ティートゥリー

シャープで清潔感のある香り。 花粉症対策に。

オーストラリアの先住民であるアボリジニが、この木の葉をお茶にして飲んでいたことから、ティー・トリー(Tea Tree)と名づけられました。

また、アボリジニは、傷や感染症を治す万能薬として利用していたといいます。

ティー・トリーは非常に生命力が強い木で、切り倒しても約2年後には再び栽培できるほど成長が早いです。では、ティートリーの心体への効能をみていきましょう。

 

心への効能

シャープで清潔感のある香りに、リフレッシュ効果があります。気持ちが沈んでいるときに気分転換で利用すると良いです。

また、香りが頭をスッキリとさせ、集中力や記憶力アップに役立ちます。

 

体への効能

抗菌、抗ウイルス作用があり、呼吸器系の不調や、風邪やインフルエンザなどの感染症、花粉症に効果があります。

また、免疫賦活作用があり、白血球を活性化する効果があります。

 

肌への効能

優れた抗菌、抗真菌作用により、ニキビや傷、水虫に役立ちます。

また、抗炎症作用もあり、蜂やノミなどの虫刺されの治りを早くする効果があります。

 

主な芳香成分

主要成分はオキサイド類の1,8-シネオールで、全体の50%以上を占めています。

抗菌、抗ウイルス、去痰作用が強く、風邪などに有効です。

また、ビリジフロロールは女性ホルモンに似た作用があると言われています。

 

注意事項
妊娠中は使用しないこと。
皮膚に刺激を感じることがありますので、敏感肌の方はご注意ください。

 

 

7.ローズマリー

清涼感があるフレッシュな香り♪

ローズマリーは、ヨーロッパで古くから料理に欠かせないハーブとして利用されてきました。

葉には消臭や殺菌作用があり、肉の臭みを消して鮮度を保ち、

また、消化を促すとして、現在でもフランス料理やイタリア料理に欠かせないハーブです。

エジプトのファラオの墓からこの植物が発見されたことや、古代ローマやギリシャでは、悪魔を追い払う力があるとされ、宗教儀式に使われていたことなど、宗教儀式によく利用されていた植物の様です。

ローズマリーは、栽培された地域によって、香りや成分が異なる3種類のケモタイプに分類されます。

モロッコ産はローズマリー・シネオール。コルシカ島はローズマリー・ベルベノン。フランス産はローズマリー・カンファーです。

では、ローズマリー・シネオールの心体への効能をみていきましょう。

 

心への効能

精神疲労などで気持ちに乱れがあり、物事に意識を集中させることが難しいときに、効果を発揮します。

やる気や自信を喪失した心を、明るく前向きな心にしてくれます。

また、スッキリとした香りが頭をスッキリとさせて、リフレッシュ効果が期待できます。

それに加えて、集中力や記憶力の高める効果も期待できます。

 

体への効能

うっ血除去作用や粘液溶解作用がある1.8シネオールという成分が多く含まれており、痰のからむのどに有効です。

鼻や喉などの呼吸器系の不調にも効果を発揮します。

また、血液の循環を促進する作用もあり、筋肉疲労やリマウチ、神経痛の症状の緩和、冷え性などにも有効です。

 

肌への効能

脂性肌の改善に効果があります。抗菌、収れん作用もあり、ニキビや吹き出物の予防・改善に役立ちます。

また、フケヤ抜け毛を抑え、髪の毛の成長を促すのにも有効です。

さらに、デオドラント作用にも優れており、体臭予防にも有効です。

 

主な芳香成分

成分として、オキシド類の1,8-シネオールが全体の50%程含まれており、

去痰、血行促進、抗カタル、粘液溶解作用などが優れています。風邪や筋肉痛に有効です。

 

注意事項

高濃度で使用すると、肌への刺激があるので、敏感肌の方は注意が必要です。妊娠初期の方は使用を避けましょう。

 

 

8.ユーカリ・シトリオドラ(レモンユーカリ)

かすかにスパイシーさを感じる、温かみのある香り。

料理用にも利用されているマジョラム。

ギリシャでは薬草としれ利用されていたほか、幸福の象徴とされており、新婚夫婦にマジョラムが贈られたりしていました。

また、死者が永遠の幸福をもたらすようにと墓地にも植えられていました。

では、マジョラム・スイートの心体への効能をみていきましょう。

 

心への効能

副交感神経に働きかけて、自律神経を調整する効果があります。

呼吸、消化、不眠、食欲不振の改善に。

また、悲しみや不安、孤独感、ストレスなどを感じたときに、心を楽にする働きがあります。

 

体への効能

血行促進、体温調節作用などにより、冷え性やむくみに役立ちます。

また、筋肉痛、月経痛、こりなどの痛みを和らげる効果もあります。便秘や下痢にも有効です。

その他、催淫(さいいん)作用もあり、性欲を高める効果があるとも言われています。

 

肌への効能

血行促進作用により、目の下のクマの解消に役立ちます。

 

主な芳香成分

成分がティートリーと似ています。主要成分であるテルピネン-4-オールは、抗炎症、鎮痛作用があります。

 

注意事項

車の運転など、集中力を要するときは、使用を避けましょう。
妊娠初期は使用を避けましょう。

 

 

9.ゼラニュウム

ハーブ系の香りの中に、ローズに似たフローラルな香り。

ローズに似た香りもつことで、「ローズゼラニウム」の別名をもっているゼラニウム。

ヨーロッパでは、ゼラニウムには悪霊を追い払う力があると信じられており、家の周りにゼラニウムを植える習慣がありありました。

今でも、窓辺に赤いゼラニウムを飾る習慣が残っているそうです。

では、ゼラニウムの心体への効能をみていきましょう。

 

心への効能

副腎や視床下部に働きかけ、自律神経のバランスを調整する効果により、ストレス性の不調に効果的です。

情緒不安定や更年期障害などに。

 

体への効能

ホルモン分泌を調整する作用により、女性特有の症状(生理痛、生理不順、PMS、更年期障害など)を緩和する効果が期待できます。

利尿作用により、体内の余分な水分や老廃物を排出する作用があるので、むくみや肥満の解消に効果的です。

 

肌への効能

皮脂バランスを調整する作用があり、乾燥肌と脂性肌のどちらとも使え、肌に潤いを与えるのに効果があります。

また、シミやシワの予防や、肌の若返り効果など、スキンケアにむいている精油です。血行を促進し、顔色が良くなる効果も。

その他、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、細胞促進、止血、防虫作用などもあります。

 

主な芳香成分

主要成分はモノテルペンアルコール類です。シトロネロールやゲラニオール、リナロールなどローズと共通の成分が含まれている精油で、作用も似ています。

注意事項

妊娠中は使用を避けましょう。

まれに肌に刺激があるため、敏感肌の方はご注意ください。

 

 

10.イランイラン

甘くて濃厚な色っぽい香り♪

マレー語で「花の中の花」を意味するイランイランは、6m~15mに育つ高木です。

シャネルなどの有名なブランドの香水にも使われています。

甘い濃厚な香りは、リラックス作用や催渓があると言われており、性的感情を盛り上げる効果が期待できます。

インドネシアでは、結婚式など幸せな場面に良く使われており、また、新婚夫婦のベットに花をまく習慣があるそうです。

では、イランイランの心体への効能をみていきましょう。

 

心への効能

気分をリラックスさせ、幸福感をもたらす効果があります。

血圧を降下させる作用により、ストレス性による動悸を鎮め、緊張感から解放されるのに役立ちます。

不安や、ストレス、緊張感、恐怖などの負の感情があるときにおススメです。

 

体への効能

ホルモンバランスを整える作用があり、生殖器系にはたらきます。

生理痛の痛みの緩和や、生理不順、更年期障害の改善など、女性特有の症状に効果が期待できます。

 

肌への効能

皮脂の分泌を調整する作用があり、乾燥肌、脂性肌の両方に役立ち、皮脂のバランスを整える効果が期待できます。

また、頭皮の皮脂バランスを調整し、頭皮や痛んだ髪のケアにも向いています。

刺激、強壮作用もあり、育毛にも効果が期待できます。

 

主な芳香成分

成分としては、神経を強壮し、気持ちを落ち着かせる作用があります。また、酢酸ベンジルには気分を高揚させる作用があります。その他、リナロールには血圧を降下させる作用があります。

注意事項

高濃度で使用すると、頭痛や吐き気を起こすことがあります。

敏感肌の方は、刺激が強いので注意が必要です。

 

---フレンドアロマソルト(塩)---

たけしのみんなの医学でご紹介

1.ラベンダー&オレンジスイート (2:1)

ラベンダー&オレンジは心や身体への鎮静作用があるといわれている

2.ローズマリー&レモン (2:1)

ローズマリー&レモンは集中力を高め、記憶力を強化する刺激的な作用があります。

アロマ効能ガイドをチエック!!