人間 > 人物 > スティーブン・R・コヴィー(Stephen R. Covey) > 

原則



原則とは  7つの習慣 p29-34

私たちの人生を支配する原則が存在するという概念に基づいている。
つまり、万有引力といった法則が自然界に存在しているのと同じように、人間の生活にも自然の法則があるということだ。
それは地球上どこでも普遍であり、時間を超えて不変であり、つまるところ、それは絶対なのである。

原則は、歴史上のあらゆる文明社会の生地の中に深く織り込まれているし、繁栄し続けた一族や組織の土台となっている。
原則は社会の歴史を深く見つめるすべての人々にとって明白である。
人々が、これらの原則を認め、その原則にどれだけ従うかによって、社会が安定と存続に近づいてゆくか、それとも崩壊と滅亡にいたってしまうかが決まるのである。

私の言っている「原則」は難解なものではなく、不可思議なものでも、宗教的なものでもない。この本で述べる原則は、ひとつとして限られた宗教や信仰に属するものではない。
しかし、こうした原則は、すべての宗教、社会哲学、倫理体系の中に見つけることが出来る。
なぜなら、どれも自明であり、私たちの生活の中で実証できるものばかりだからだ。
原則は、人間の普遍的な意識、もしくは良心に属するものである。原則はどんな人の意識の中にも必ず存在している。

原則は永続的な価値を持っており、人間に常に行動に対して正しい方向性を与えてくれるガイドラインとなる。

  原則 

性善説  孟子 第三巻 公孫丑章句 上 六 p81-84

孟子曰、人皆有不忍人之心
以不忍人之心、行不忍人之政、治天下可運之掌上

孟子曰く、人には皆人に忍びざるの心あり。
人に忍びざるの心をもって、人に忍びざるの政を行わば、天下を治めることも、まるで手のひらの上で転がすように出来る

  性善説  原則 

四端  孟子 第三巻 公孫丑章句 上 六 p81-84

人之有是四端也、猶其有四体也
凡有四端於我者、知皆拡而充之矣、若火之始然、泉之始逹
苟能充之、足以保四海、苟不充之、不足事父母。

この四端が人に有るというのは、人間に四肢があるのと同じようなことで、普通は備わっているものである。
自分の中に四端が有る者が、これを拡大し充たしてゆくことを知れば、火が燃え始めるがごとく、泉が沸き始めるがごとし。
もしも四端を充たせば、世界を支配できるし、もしも四端を充たせなければ、父母に仕えることも出来ないだろう

  四端  原則 

原則に沿った価値観  7つの習慣 p32-33



  原則 

満足を知るためにやっていいこと  自然のレッスン p32



  原則 


ひとつ上のカテゴリーに上がる

もくじに戻る