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行不言之教



言葉への不信?  自然のレッスン p8



文明と共に言葉が生まれたのだろうとコンラート・ローレンツも言っていたが、
だからこそ、逆に、文明への懐疑が、同様に言葉への懐疑に及ぶのだろう。

  行不言之教 

行不言之教  老子 道編 2章 p20

聖人は言葉で表せない教えを行う

道が万物の元であるならば、それは言葉よりも先にあったものだという事なのかもしれない

  行不言之教 

思想は分節されない  フェルディナン・ド・ソシュール in 「一般言語学講義」(NHK教育「Q 〜 わたしの思考探求」2011.1/22 onAir から孫引)

思想はそれだけ取ってみると星雲のようなものであって、そのなかでは必然的に区切られているものは一つもない。
予定観念などというものはなく、言語が現れないうちは、なに一つ分明なものはない。

  行不言之教 


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