岩屋山 岩蔵寺
岩蔵寺は、真言宗御室仁和寺派の末寺で真言密教の修験道場として栄えた寺であったようであります 。
また、古記録「大和國添下郡岩屋山岩蔵寺記」には、次のように記録されています。
役小角の開基で、自ら一体の尊像「毘沙門天」を作りまつり「岩屋山」と号した。
延暦年間(782〜806)に、伝教大師最澄が堂を建立、毘沙門天を遷し、自作の「吉祥天女禪尼童子」を併せまつり「岩蔵寺」と号す。
弘仁年間(810〜824)弘法大師が京都より高野山に帰る途中、不動明王像を刻み、巌洞に安霊し所持した仏舎利を供えた。
<大和國添下郡岩屋山岩蔵寺記より抜粋>
境内東側には、修行の場であった滝や岩場・石仏群が残り、役行者磨崖仏があります。
また、露出する花崗岩の岩肌に、高さ82pの船型を彫り、くぼめた像(高68pの半肉彫りの役行者像)や滝の近くには、天文14年(1545)銘の十三仏種子板碑等が残っております。
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