そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

津軽そば
 
青森県津軽地方独特のそばの打ち方で、大豆の呉汁でそばを練り一晩寝かしてから打つ。切ったそばは茹でて玉にしてからの保存性が優れ、茹でるとツルツルして腰が強く熱い種物に向いていたので、江戸時代から明治まで夜そば売りに使われた。「青森県文化観光資源データ集」のなかで、「津軽そば」について次のように説明している(原文のまま)「津軽そば」は、そば粉を湯で練り上げたタネを冷水に浸し、摺りつぶした大豆(またはしぼり汁)とそば粉を加え再び練る。細めにそばを切り、生そばの状態で夏場は一晩、冬場は二晩冷暗所で寝かしてから茹でる。独特のコシの強さと大豆のほのかな甘みが特長。江戸時代元文年間(1736〜)頃より市内を売り歩く屋台そばがルーツといわれている。」とある。
 
[PC掲載ページ]  so-si 

[Mobileのページ]  so-si