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茶湯献立指南 |
元禄9年(1696)刊の料理本。12種類の用途別包丁の図があってその中のひとつの包丁「蕎麦切」は「そば切包丁」と記述された初見であろう。ほぼ同じ頃の「羮学要道記」元禄15年(1702)にも「蕎麦斬包丁」が書かれている。いずれも現在見るそば切り包丁のような特化は見られない。仮名草子「酒餅論」寛文(1661〜)・元禄以降(1688〜)の「めんるひ(麺類)」に登場する「そば打つ所」と題した挿し絵にも包丁が描かれているがそれと同一形状である。 |
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