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千村新十郎政直
 
そば切りの初見である天正2年(1574) 木曽大桑村須原の常勝寺・古文書の中で朝食と強飯を振舞った「千新」。記録の中の「徳利一ツ、ソハフクロ一ツ」を寄進した千淡内はこの千村新十郎淡路守の夫人である。「千新」は木曽義仲から数えて15代目で、武田信玄や木曽義康に従って戦功のあった木曽氏一族の武将である。この寺の記録はその人物を頭文字だけの略称で表記している。だとすると「振舞ソハキリ 金永」も単なる金永さんではなく寺と関係の深い名のある人物であった可能性も考えられる。
 
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