そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

二六新そば
 
宝暦3年(1753年)初版「絵本江戸土産」の挿絵は、両国橋のたもとの賑わいを描いていて、右手奥に「きりや」という麺類店があり、置かれた行灯看板の片面に「うんどん」、もう片面に「二六新そば」と書かれている。また、その前の葭簀張りの店の左手に、掛け行燈の片面に「そば」もう一方に「二六にうめん」と書かれてある。さりげなく、うどんとそば、にうめんまで登場させている。新そばもにうめんも秋から初冬を表し、新そばとにうめんを「二六」としている。
 
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