そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

春焼き
焼畑は、その地域や地形さらには山の高低や日照条件などによって「春焼き」と「夏焼き」に分けられる場合が多い。いずれも焼いた初年目にはそれに適した作物を蒔き、2年目、3年目とそれぞれに適した作物に変えながらおおよそ4年から5年くらいを一区切りとして終える。その後は再び草木のはえるままに放置して自然の山に戻し、地力の回復した10年、20年後再び焼畑として用いている。草木を焼いた灰にはリン酸やカリ分を含み肥料効果もあり、「ソバは灰が熱くてはぜるうちに蒔け」などという言い伝えもある。
 
[PC掲載ページ]  yaki 

[Mobileのページ]  yaki