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ソバマキトンボ
 
この赤トンボの飛び方でソバの蒔く頃合いを判断する。季節が変わって赤とんぼが飛びだしその飛び方の変化でソバの蒔く頃合いを判断する地域があって、それらは共通してソバマキトンボと呼んでいる。ソバマキトンボという方言が認められるのは、四国(高知、徳島)、奈良(十津川)、和歌山、岡山など西日本の地域で、東日本では群馬県の他に北海道・新十津川でみられる。新十津川の場合は、明治22年の奈良県・十津川村を襲った水害で移住した人達が郷里の方言を伝えたものであろう。
 
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