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ソバの花粉 |
ソバの花粉は、縄文早期の遺跡からも種子とともに出土している。弥生遺跡ではコメ・オオムギ・コムギ・アワ・ヒエ・キビなどと共に栽培穀物として出土しているので、大古の昔からわたしたちの生活と深いかかわりを持つ植物であったことがわかる。【日本の食風土記 市川健夫 白水社】では、ワシントン大学の塚田松雄教授によると、島根県飯石郡頓原町から一万年前のソバの花粉が発見され、高知県高岡郡佐川町では九千三百年前、更に北海道でも五千年前のソバ花粉が出ているとある。 |
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