そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

蕎麦志
 
京都の総本家河道屋・植田安兵衛13代当主が明治28年(1895)に刊行した江戸時代からのそばについての書物。例えば、諸国の蕎麦産地について、全国どの地域も産出するが品位に大きな差異があり、著名な地域として十七の産地をあげている。東日本では 信濃国、武蔵、上総、常陸、下総、下野を、西日本では近江、山城、丹波、河内、摂津、阿波、紀伊、石見、備後、薩摩、対馬をあげている。「総本家河道屋」は享保年間(1716〜35)創業の菓子職で「蕎麦ほうる」の元祖。そば切りは「晦庵河道屋」が営む。
 
[PC掲載ページ]  9-1  ed-si 

[Mobileのページ]  9-1  ed-si