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ソバコバ (ソマコバ) ソバヤマなど |
九州地方の焼畑または焼畑耕作地の呼称で、植える作物の名前でよんだ。ソバを植えた焼き畑の意。かつて、日本の各地にはたくさんの焼畑があって、それぞれ地域固有の呼称で呼ばれたり地名が残っている。九州では、コバ、アラマキ、カンノ、キーノ・・などの呼称が多い。宮崎・東臼杵郡椎葉村向山日添では ソバコバまたは大根コバで一年目にソバか大根、二年目に里芋、三年目、四年目には茶を植える。ヒエコバでは一年目に稗 二年目も稗 三年目は小豆 四年目には稗や粟が植えられた。熊本・八代郡坂本村市の俣ではソマコバ、カライモコバがあり、ソマコバを行うことが多かった。*コバ(木場、小場、古庭) *ソマ(熊本や大分の一部でソバのこと:古くはソマムギ)。 |
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