そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

蕎麦板
 
寛正6年(1465)創業という京都の菓子司・本家尾張屋の蕎麦菓子。そば粉・小麦粉・(抹茶)・砂糖・卵・少量の塩を練り上げて短冊形に焼いた菓子。江戸時代には「御用蕎麦司」もつとめ、(京都)御所に手打ちのそばを届け、ときにはそばをつくりに伺うという、いわゆる宮内庁御用達のそば打ちをつとめたことになる。
京都はそば粉で作った蕎麦菓子が有名で総本家河道屋の「蕎麦ほうる」や京都井筒屋の「如心松葉」なども本家尾張屋の「蕎麦板」とともに蕎麦の味を生かした京銘菓である。
 
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