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そば屋の品書
 
そばの種類は「もり」と「かけ」が基本だが、さらに具を乗せる「種もの」へとだんだん品数が多くなっていく。「守貞漫稿」という幕末頃の風俗誌によると、蕎麦屋の品書きではそばもうどんも16文、天ぷら32文などいろいろなそばの値段になっている。ここにあげた品書きは左は京坂のもので、右側は江戸の例となっている。[画像]左右の品書きを見比べて気が付くのは、同じ十六文(拾六文)であっても京坂ではうどんが、江戸ではそばが先に書かれている。上方と江戸の相違点でもある。
 
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