|
全層粉 全粒粉 |
玄ソバを丸ごと製粉したものを「全層粉」という。以前は、玄ソバの殻が付いたままを石臼で挽き、ふるって殻を取り除く方法で、殻が完全には除去できずに粉の色は黒く、食感もぼそつくが栄養価は高かった。現在は、玄ソバの外皮(殻)を取り除いて甘皮に包まれた状態の丸抜き(ヌキ)を石臼で挽き、粉の取り分けをしないでそのまま挽きこんだ粉のことを「全粒粉」といって主流になっている。現在ではこれらが混同されているが、いずれも「石臼挽き」の特徴で「挽きぐるみ」という。 |
[PC掲載ページ] sobak [Mobileのページ] sobak |