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伊江親方日々記 いえうぇーかたひにっき |
琉球国・嘉慶18年(1813)文化10年頃の記述に琉球の新蕎麦と、その蕎麦で製した蕎麦切についての細かい状況が書かれている。著者は琉球国の重要な地位を務めた親方(うぇーかた)たという身分の有力士族で、琉球王や王子に蕎麦切を献上した様子や日常の蕎麦の食べ方にもふれている。当時の琉球士族の日常生活や士族間の公私にわたる交流、さらには当時の食生活や食文化までもがうかがい知ることができる第一級の史料である。 |
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