そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

易林本節用集
 
古辞書(国語辞書)。節用集や庭訓徃来、運歩色葉集など。とくに室町中期の易林本節用集は古本節用集の中でも語彙数が多く、他の節用集に見られない語彙も多く含んでいるので語彙史的にみても利用価値の高い辞書の一つ。慶長2年(1597)改訂版の「易林本節用集」には饂飩・索麺などの麺類は出ているが、蕎麦切についての記載がない。 「庭訓往来(ていきんおうらい)」は、14世紀の後半(南北朝後期〜室町初期)に成立し、江戸初期にかけて多くの注釈本が出されたこの時代を代表する国語辞典であるが蕎麦切は登場していない。
 
[PC掲載ページ]  12-1 

[Mobileのページ]  12-1