|
絵本御伽品鏡 壱せん・そば切・八文 |
享保年間(1716〜36)の大坂市中と付近の名物風俗が描かれた絵草紙。長谷川光信の筆による享保15年頃(1731)のそば切屋の店先風景がある。暖簾の字から享保頃のいづみやらしい。置き行燈(箱看板)に「壱せん・そば切・八文」(一膳八文)とそばの値段が書かれ、その同じ行燈に「うんとん」の文字も見える。大坂でもこの時代はまだ、そば切りやうどんの値段は八文だったことがわかる。 |
[PC掲載ページ] 11-1 画像 2-2 so-si [Mobileのページ] 11-1 画像 2-2 so-si |