20040815

2004/08/15 Sun
どらまてぃっく・れいん

偉大なる強力目覚まし3機のパワーにより予定通り4時40分に目覚める。ちゃんと寝れたと言っても睡眠時間は3時間ぐらいしかなかったんだけどそれでも前日の昼間寝てたから大分と体は楽に。Cくんもちゃんと時間通り起きたので昨日買ったおにぎりとか冷蔵庫に入れてたお土産とかをかばんにつめていざ東京ビックサイトへ!と言うときになって、なんかCくんが腹痛いとかで取り合えずおれだけ先に部屋を出ることになった。アジトから外に出たらポツポツと雨が降っていて微妙にこれぐらいなら我慢できるかなーと言う雨量で傘をどうしようか迷ったんだけど、余裕を持って部屋を出たのはこう言う時のためだよなとゆりかもめの駅をスルーしてシオサイトのコンビニで折り畳み傘を購入。これが運命の分かれ目に・・・

05:23 05:26

そう言えば一昨日は駅のシャッター開き待ちをしたんだけど、この日は始発30分前からちゃんと開いてたのはなんでだろう。3日目だからその辺配慮してくれてんのかなぁとか思いながら、雨だからか1日目の始発組とおんなじぐらいしか人がいないホームでゆりかもめを待っていたら

05:30

1日目の1.4倍ぐらい人が乗ってる始発が!うおー流石は男性向けメインの3日目じゃー、エロは日本経済を動かすぜええええ。扉に映ってるオレンジのTシャツはおれです。

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ゆりかもめにゆられている間にも段々と雨足が強まってきてこりゃ完全に読み間違えたなぁとか思いながらビックサイトに到着。

05:59

ここに着く頃にはまだ降ったり止んだりの天気だったんだけど、それでも傘なしなんかじゃとてもじゃないけどうろつく事はできない状況。もしさっき気まぐれで傘を買わず、ここで傘を持ってなかったらと思うとあんまし笑えないぐらい。「コミケ開催中は雨が降らない」と言う不思議伝説が打ち破られたのは去年だか一昨々年だったかだけど、後々の話によれば開場前からここまで苦境を強いられるコミケと言うのは珍しいらしく、特にここ数年では最悪の入場待ちだったそうな。

06:07

クリックで頭上旋回動画(タイムスタンプは06:29)。

08:19 08:53

あの場に居た人だったらみな同じ気持ちが分かると思うけど、本当に、本当に辛い入場待ちだった。何が辛かったって

  • 常にパラパラ・時折強く雨が降るのでずっと傘をさしてないといけない
  • 地面が濡れてると言うかボトボトなので椅子を持ってない人は立ちっぱ
  • 雨風ともに安定しないので本など暇つぶしをだすと容赦なく濡れる
  • おれは靴に穴が開いてたのでくるぶしぐらいまでビショビショ
  • 寒い(※ちなみにこの日で東京の真夏日記録がストップした)
  • する事がなにもなくて暇

もうね、軽く無我の境地に達してしまうんじゃないかと思うぐらいの苦行っぷりですよ。携帯電話の時計を確認して、暫くぼーっとしてまた時計をみたら2分しか経ってないとかそんな精神状態。ここはどこの南極ですかとききたくなるような状況に、百戦錬磨じゃないにしてもそれなりにこう言う待ちイベントには慣れてるはずの周りのオタ達も流石に音をあげてた。頭から指定ゴミ袋を被って寒さで身を寄せ合う姿は本当にコウテイペンギンを彷彿とさせたよ。そんな中おれはひたすら傘をさして俯いて目を閉じてつったってただけと言う・・・

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09:47 09:48

10時前になって待ちに待った移動開始。んあー、やっぱし雨が降るとみんな濡れたものを持って歩くの敬遠するからゴミだらけになってるなぁ。徹夜組みのとこもそりゃ多かったけど普通に来た人のとこも相当な量のゴミが出てて、一番多かったゴミが指定ゴミ袋だったりしたら清掃員のひとは何を思うんだろうか。

10:00 10:58

そして開場。今回は病さんは参加されて無いと言う事で随分気が楽だったんだけど、駒都えーじ氏とか原田たけひと氏なんかも出てなかったので開始直後からすでに前回の終了間際ぐらいの余裕。あとおれは入場待ちは文句無く並べるけど購入待ちで5分以上列に並ぶのが嫌なヘタレだから、壁とか誕生日席とかは極力避けてチェックしてたんで序盤こそしんどかったものの後は比較的楽だった。一番辛かったのは蒼樹うめ氏のapricot+へ行くあたりだったか、完全にダンゴになって行き先は人の流れる方向の上、その行き着く先ははるか20メートル先(目的のサークルは後ろにあるのに)だったりして死にそうになった。部屋を出る時お土産を手提げで行こうか迷ったんだけど別枠で持っていかないで鞄に入れてて本当によかった・・・いや、箱が押し潰れてたかもしんないけど。

12:03

大体1時間半ぐらいかけて、東で「見るだけ」も含めて行きたかったところは全部回れたので今度は西へ。西は基本的に単価の高いものばかりだから例によってあんましチェックしてなかったんだけど、行ってみたらそのチェックの少ない中でもまだ机がからっぽなサークルとかあって、西も東も大変さは変わんないなぁとか思ってたらもう既に撤収した後だとか言う話だった。早すぎ!

12:25

西はぐるっと一周しただけで終わり。東方とか初代の体験版をはるか昔にやって以来触れてないくせに合同本を買ったり、大昔ゲーラボで黄金時代氏のイラストを見てたよしみ(?)で同人エロゲ買ってみたり。ただ例によって体力が限界だったからあんましちゃんと見れなかったかんじか。西ホールを出ると 新たに作られつつあるなんかよく分からない入場列の横へ行ってジュース飲んだり足を労わったりして少し休憩。知らない人は意外と思うかもしんないけどコミケでは色んな所で食い物を売ってるから昼飯食ってもよかったんだけど、あとどれぐらい頑張れるか財布を見たら心もとないどころの騒ぎじゃなかったので諦めてまた東へ。あー、Navelだかのブース行くの忘れてたけどまぁいいか。

12:43 12:46

ひとが並んでる横に待機してる消防・救急・警察車両。で東館にリターン。

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もっかいぐらい東を一周して、人多そうだからチェックはしてなかった大手でまだ本が残ってるところを探してウロウロ。結局買えたのはうろたん氏のとこだけだったけど。そうこうしてる内にあらかじめ取り付けておいた病さんとこへ乗り込む時間が近づいてきたのでCくんに連絡、「この子の元気な姿が見たいなら3000万用意しな・・・!」じゃなくて、前回C65で来たときナマ病さんを見に行けばよかったと散々悔やんでたのでそれのフォロー。いちおう先方にも今からいきますと連絡いれてからレッツラドン。

初エンゲージとなった前回はおれのヘタレパワー全開で本当に挨拶しかできなかったのでちゃんと話すんの初めてだなーとか地味に緊張してたんだけど何とか頑張れた。あちらさんはそこのスペース主であるはずの徒間さんが本持ってきてなくて凄い空気だったり、こっちは見に来たはいいけど一言も喋らないCくんがいたりとかしたけど和やかに30分ほど話をして会談終了。あと気合入れてガードしてったお土産を渡したら向こうさんからも「わざわざ東京まで来て何も無かったんじゃアレだから・・・」とあやしげな封筒(OHP印刷のアンソロ原稿とかトレカがはいってた)をくれたよ!病さん良い人、ちぃ覚えた!

14:47

これで今回の旅の目的は全てクリアしたのであとはやり遂げた男の顔で16時の閉幕待ち。

16:02

多くのひとが帰途につく中でC66閉幕のアナウンス。点検作業したりとか通行制限かけるためにシャッターが閉まりだしてる中でも延々分配作業をしてる集団を三つぐらい眺めてたらようやくサークルの手伝いに行ってたCくんが戻ってきたのでビックサイトを後に。

16:36

前回は冬も冬、真冬だったから日も暮れてたけど今は思いっきり夏なので16時やそこらじゃまだまだ夕陽にすらならず。こんなところで季節を感じるのもどうかと思うけどやっぱりやり遂げた男達は夕陽をバックに長い影と一緒に帰らなきゃならんだろーとか思いながら、やっぱり途中で家族連れが大勢乗り込んでくるゆりかもめに乗って我等がアジトへオタの帰還。

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部屋に戻ったら何はともあれ両足をなげだしたり荷物置いたりして朝から戦い続けてた体をようやくちゃんと休められたんだけど、今日中に帰りの新幹線に乗って戻る予定だからこのままぐでーっとしてるワケにもいかないので物凄いスローペースながら買ってきた本を持って帰れるよう整理したり貰った封筒開けてヒィーハァーしてみたり。

18:10

そうこうしてる内に東京滞在最後の日が暮れた。クリックでおっきいサイズだけどあんまし良い色じゃないから壁紙として使うにはアレなかんじ(この後撮ったのは補正なしでこんな色でもっと使えないけど)。きっとこの同じ空の下で

18:13 18:13

これと同じ光景があちこちで見られるんだろうなぁ。しょっちゅう空いてるらしいけどここは借り物なんで、次回も気持ちよく借りられるためにはアフターケアが肝心ネ!と言うワケで使ってた布団を片付けたりとかゴミを捨てたりとか本格的に部屋の片付け。こう言うときは部屋の片付けに慣れてるCくんが大活躍するのでおれは鼻くそほじくって寝っ転がってても全部やってくれるから楽でいい。いやちゃんと掃除したけども。

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20時前ぐらいに部屋に別れをつげ、水の国滋賀へ戻るために荷物を抱えて東京駅へ!行こうとしたんだけど、Cくんが足腰の疲労と買ってきた荷物の重みによりなかなか歩けないと言うまぬけな事態に。アレか、キミは重武装しすぎたヤクトティーゲルか。

20:09 22:48

疲れきった表情の彼を連れて京都へ。疲労が極限に達しててもう周囲の環境にしんどさを感じることもできなかったり、運良くアレなひとが周りに居なかったので前回のように辛い家路になることはなく、手持ちが1000円強しかなかったから晩飯こそ食えなかったけど随分快適に帰れたかんじ。そして所持金がそんだけだったから当然のごとく東京土産、と言うか芋羊羹を買って帰る事もできず。

京都駅に着いたらなんかCくんが先輩に渡すものがあるとかどうとかだったのでそれを済ませて、南草津駅からは前回同様駅前からタクシーに乗って下宿まで。今回はそのまま実家に帰るとかなかったんだけど、代わりに次の日の朝方から橘さんオフと仮面ライダーブレイドの握手会があったので早めに風呂入ってさっさと眠りましたとさ。

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おまけ

00:26 00:30

今回東京から持ち帰った本とかCDとか。イエッヒー!

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おしまい。