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指揮 加藤完二 チェロ独奏 元井あづさ エルガーの作品中最も有名なもののひとつ。その美しいトリオの旋律は「希望と栄光の国」という歌詞がつけられ、第2の英国国歌というべき存在になっている。 エルガーのチェロ協奏曲ホ短調 Op.85 ブラームスの交響曲第1番ハ短調 Op.68 発端から完成まで15年を要した作品。ベートーヴェンの交響曲第9番に続く「第10交響曲」との呼ばれる。 |
加藤先生からのメッセージ このオーケストラとかかわりを持つようになってから早いもので、もう4年になります。第一回の第九ではトレーニング1回だけでしたが、年を追うごとに回数が増え、去年のサマーコンサートでは初めて本番を振りました。 ![]() 昨年の第九では、指揮者の尾崎氏とは友人という事もあり、トレーニングだけでなく本番もヴィオラで参加させてもらいました。 市長も一市民として合唱に参加している第九なんて、日本広しと言えども彦根だけだと思います。文化を理解できる人が中心になっている都市は、これからもっと栄えるはずです。そんな「ひこね第九オーケストラ」をこれからもサポートしていきたいです。 私を応援してくれている人たちも、昨年のサマーコンサートの演奏会が良かったということで、今年も大阪や神戸の方から見に来てくれています。 みなさん、今年のサマーコンサートの、もっともっと熱い演奏をお楽しみください。 指揮者 加藤完ニ (プログラムより引用) |
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演奏会評 今回のサマコンは、初めてコンチェルトに挑戦しました。チェロ独奏は大変繊細です。ピアノのように大きな音が出ないし、一つの音符の中で音の速度が変わる事もあります。オーケストラが必要以上の音量を出したり、リズムが悪くなると、独奏の音色や、細かいフレーズが聞き取れなくなったり、音楽の流れをさまたげてしまいます。 エルガーのコンチェルトでは、オケのプレーヤの演奏する音は、断片的な事が多くて、それらを上手につなげて曲想を醸し出す事が難しいところでした。 また、エルガーの曲にたびたびあらわれる独特の和音は、柔らかくて不安定で、音質自体が和音に影響を与えている事が練習を重ねるうちに分かってきました。 それでも、ソリストの奏でる音楽に陶酔しながら、演奏できる事は、コンチェルトの醍醐味の一つだと思います。 ブラームスの一番はたびたびアマチュアオーケストラでも取りあげられますが。たいへんな難曲の一つです。いままでの経験をいかして、こんどはよい演奏をしようと十分準備しても、 一度歯車がかみ合わなくなると、なかなかかけ直す事が難しい曲です。 旋律が複雑にからみ合っているので、よほどぴったりはまらないと、構築性のある音が得られず、流れて行ってしまいます。 オーケストラの各パートの実力は年々向上してきていますが、全体としての一体感は曲が難しくなるとなかなか得られにくいですね。 加藤先生は去年にもまして、とても熱意を持って練習をみていただけました。練習の過程では、??な事も時にはありましたが、なんとか今回も演奏会にたどり着く事ができました。 オケとしての、技術は少しずつ前進しているようですが、それが演奏会で十二分に発揮できるように、今後も練習に集中力を持ってのぞめればと思います。 cb.E.K. |
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2月24日
日 夜のみ 譜読み(澤純子) 3月10日 日 夜のみ 譜読み(澤純子) 3月17日 日 夜のみ 4月14日 日 昼・夜 4月21日 日 夜のみ solist 5月 5日 日 夜のみ 5月19日 日 夜のみ 6月 2日 日 夜のみ 6月16日 日 夜のみ 6月23日 日 昼・夜 solist 7月 6日 土 リハーサル solist 7月 7日 日 本番 |