日本空手道松濤會大阪支部
動画集
○追突き
解説:追突きは基本的な技のひとつです。前屈立の姿勢から一歩すすみながら、突きをだします。
出す足と突く手が同じ側のため、初心者にはやりづらい動きだと思います。
威力のある追突きを駆使できるか否かは、技量を判定する際のひとつの目安になると考えられています。
また、威力を発揮するための工夫については、ひとそれぞれ一家言あるようです。
○手刀受け
解説:手刀受けは追突きと同様に基本的な技のひとつです。用法については、諸説あるようです。
この動画では、胸元に来た突きを受けてから、一歩下がりながら貫手で決めるように行っています。
より実戦的に行うなら、突きを受けながら一歩すすんで貫手で決めるということになりますが、技術的に
難易度も高くなります。
○大極初段
解説:大極初段は初心者が最初に習う型で、戦前東京の目白に松濤館があった時代に、
船越義豪先生が中心となって考案した型と伝えられています。当時、初心者でも覚えられる型がなかったことから、
下段払と追突きの二種類の技で演武できる型をつくったとのことです。動作はシンプルですが、
見応えのある演武に完成していくにはある程度の稽古を積む必要があります。
入門用の型といっても、容易に習得できるということではありません。
○燕飛
解説:燕飛は黒帯以上が昇段審査で行う自由型のひとつです。
少林流に属するこの型は、軽快にテンポよく演武されることが一般的です。
この動画でもそのように演武されています。昇段審査の型として選択されることが比較的多いようです。