ヴェスティアからクヴェルを発見して帰ってきたウィル。
　ウィルの家にて。

ウィル
　「ただいま！！

ニーナ
　「ウィル！！　もう帰ってきたのかい！クヴェルは見つかったんだろうね？

ウィル
　「ほら。

ニーナ
　「お前はいい子だよ。

ウィル
　「叔母さん、アレクセイ・ゼルゲンって知ってるよね。

ニーナ
　「・・・ああ。アレクセイがどうかしたのかい？

ウィル
　「ヴェスティアにいたんだ、いや、いるらしいんだ。
　　僕はこれからヴェスティアに戻って、アレクセイに会ってくる。

ニーナ
　「アレクセイに会ってどうしようって言うんだい？

ウィル
　「父さんと母さんの事を聞きたいんだ。それから、あの卵型のクヴェルの事も。

ニーナ
　「ウィル、あんたいったい誰からそんな話を聞いたんだい？　まさか、あんた！！

ポール
　「いやー、済まん済まん。ウィルに聞かれて、ついな。
　　ウィルも、もう大人なんだし、いいだろう？

ニーナ
　「いつ話すかは私が決めるって言っておいたろう、まったく。
　　でも聞いちまった物は仕方ないね。で、どこまで話たんだい、あんた？

ウィル
　「僕が聞いたのは、あの日アレクセイが訪ねてきた事と、
　　あの後、アレクセイとあのクヴェルが消えていたことだよ。あの後・・・

ニーナ
　「ウィル、思い出さなくていいんだよ、ウィル！！
　　ウィル、しっかりおし！

ウィル
　「大丈夫だよ、叔母さん。はっきりとは思い出せないんだ。
　　だからアレクセイに会いたい。

ニーナ
　「だめだよ。少なくとも今はダメ。
　　アレクセイに会う前に確かめておきたいことがあるからね。
　　あんたの父さんはゼルゲン３兄弟と一緒に大砂漠へ行った。
　　帰ってきたのは兄さんとアレクセイの二人だけ。そして、あの卵。
　　いったい大砂漠で何があったのか、そのことがずっと引っ掛かっていたんだよ。
　　あんたが大人になったら、一緒に砂漠へ行こうと思っていたんだ。

ポール
　「おいおい、俺はどうするんだよ。

ニーナ
　「あんたはここで留守番してな。一緒に来ても足手まといだからね。

ウィル
　「大丈夫なの、叔母さん？

ニーナ
　「あんたみたいな駆け出しに心配されるほど老けちゃいないよ。
　　さあ、準備をしよう。

◆◆◆

　大砂漠を旅するためのメンバーを探しにヴェスティアの酒場に再度赴くウィルとニーナ。
　コーデリアが酒場で迎えてくれる。

コーデリア
　「ウィル！戻ってきたんだ！！
　　当分、会えないかと思ってたよ。良かった。

ウィル
　「僕ら、これから南大陸へ行くんだ。
　　まずグリューゲルへ行って、そこからだね。

コーデリア
　「グリューゲルかー。話には聞くけど行った事は無いのよね。
　　でも、ディガーのあなたが行くのなら、ヴィジランツの私も行かなきゃいけないわね。

ウィル
　「よろしく頼むよ。コーデリア。

◆

　カウンターに座っているナルセスさんに話しかけるとイベント発生。

ナルセス
　「なんだ、またお前か。

ウィル
　「ナルセスさん、大砂漠の事を何か知っていますか？

ナルセス
　「ディガーのお前が南大陸に何の用があるんだ？あそこにはクヴェルは無いぞ。

ウィル
　「大砂漠のメガリスへ行くんです。

ナルセス
　「あの伝説か。

ウィル
　「伝説じゃありません。僕の父が行ったんです。
　　父が何を見たのか、確かめに行かなければならないんです。

ナルセス
　「大砂漠のメガリスか・・・　お前が頼むんだったら、一緒に行ってやってもいいぞ。

ウィル
　「はい！ぜひお願いします！！

ナルセス
　「お前は素直すぎるよ、まったく。

◆

　酒場の隅っこで沈黙しているタイラーに話しかけるとイベント発生。

タイラー
　「よお、ウィル。

ウィル
　「タイラーさん、僕らは南大陸のグリューゲルから砂漠へ行こうと思ってます。

タイラー
　「連れていってくれるか？

ウィル
　「もちろん、喜んで。

◆◆◆

　フォーゲラングでのイベントを書いてると大変なのでパス（爆）。
　大砂漠のメガリスに着く。

ナルセス
　「これはえぐいな。

ニーナ
　「めずらしいわね。普通メガリスって言うのは、もっとシンプルな物なんだけどね。

コーデリア
　「気持ち悪くなってきたわ。早く帰りましょう。

ウィル
　「この鉛の箱の中にエッグがあったのか。

ナルセス
　「やはりアニマを感じない。本当にメガリスなのか？

ニーナ
　「分からないね。わざわざここまで来たけど、くたびれ損だったみたいだね。
　　やっぱりアレクセイ本人から聞き出すしかないね。