登場人物
ウィル・ナイツ(15歳) コーデリア(15歳) ナルセス(30歳) タイラー(25歳) ウィルの家の玄関口にて。
登場人物はウィルとその叔母であるニーナ。あと叔父さん(笑)。
ウィル
「行ってくるよ、叔母さん、叔父さん。
ニーナ
「クヴェルを見つけるまで、帰ってくるんじゃないよ。
◆◆◆
舞台はヴェスティアの酒場に変わる。
コーデリア
「あーあ、遅かったかー。もう出発しちゃったのね。
酒場の主人
「残念だったねお嬢ちゃん、ついさっき皆さん出発しちまったよ。
コーデリア
「追っかければ間に合うかな?
酒場の主人
「無駄無駄。出発後に仲間を増やしたりしないもんだよ。分け前でもめるからね。
あんた、まだ駆け出しだね?
コーデリア
「そんな言い方しないでよ!これでも実力には自信があるのよ。
足りないのは経験だけよ。
酒場の主人
「ハハハハ。若い人はみんなそう言うね。
まあ、焦らずにがんばる事だよ。
◆
自由に行動できるが、ここではコーデリアに話しかけてみる。
コーデリア
「でっかい探索行だって聞いてたんだけどなー。はーあ、どうしよう。
ウィル
「ねえ?
コーデリア
「あら、何? あなたも間に合わなかったの?
ウィル
「いや、そうじゃないんだけど。僕はウィル。ディガーの初仕事を探してここまで来たんだ。
コーデリア
「そう、あなたはクヴェルを掘る方ね。
私はコーデリア、あなた達ディガーを守るヴィジランツよ。よろしくね、ウィル。
ウィル
「よろしく、コーデリア。どうだろう、一緒にパーティーを組まないか?
コーデリア
「そうね、そうしましょう。でも、どこへ行くの?
ウィル
「最初だから、ハンの廃墟で経験を積むのがいいと思うんだ。
ひょっとすると、何か見つかるかもしれないし。
◆
コーデリアに話しかけた後、ナルセスに話しかけてみた。
ウィル
「あなたは探索行に加わらなかったんですか?
ナルセス
「この酒場に来る奴は、みんなクヴェル探しが目的だとでも思ってるのか?
ウィル
「そうですね。そうとは限りませんよね。僕はウィルといいます。新米のディガーです。
ナルセス
「私はナルセス、術士だ。クヴェルの探索行に加わるためにここに来た。
だが、リーダーが気に食わない奴だった。だからやめた。
ウィル
「なんだ、やっぱりクヴェルを探しに来たんですね。
僕と行ってくれませんか?ナルセスさんは経験も豊富なようだし。
ナルセス
「ようだ、ではない。豊富なのだ。取り分が半分なら乗ろう。
普通は6・4でディガーの取り分が多いのだが、お前は新米だからな。
ウィル
「よろしくお願いします
ナルセス
「その小娘も一緒なのか?私一人で十分なのにな。
コーデリア
「嫌みな男!
◆◆◆
ハンの廃墟に向かうウィル、コーデリア、ナルセス。
その廃墟の中に入ってすぐイベント発生。
ウィル
(野盗か!
タイラー
「俺はタイラー。ここに宝を探しに来た。お前は?
ウィル
「同業者か。僕はウィルといいます。新米のディガーです。
でもタイラーさん、野盗かと思いましたよ。ああ良かった。
タイラー
「この先の地下は予想以上にモンスターが多い。どうだ、組んでいかないか?
ウィル
「いいですよ、そうしましょう。
◆◆◆
ハンの廃墟でクヴェルを発見し、探索は無事終了。
ヴェスティアの酒場に再び戻るウィル、コーデリア、ナルセス、タイラー。
ウィル
「クヴェルも手に入ったし、いったん家に帰ろうと思う。これで解散しよう。
コーデリア
「あら、ママのおっぱいが恋しくなったの?
ウィル
「両親は僕が小さい時に死んだんだ。
育ててくれた叔母さんと叔父さんに報告したいんだ。
コーデリア
「ご、ごめんなさい。私、知らなかったから。ひどい事言っちゃって・・・・・・
ウィル
「気にしてないよ、コーディー。ナルセスさん、お世話になりました。
ナルセス
「分け前も頂いたし、もう用なしだ。さっさと帰れ。
ウィル
「すぐに戻ってきますよ。その時はまたよろしく。
ナルセス
「ちっ! 仕方ないな。アレクセイのパーティーに参加するよりはましだからな。
ウィル
「アレクセイ!! それって、アレクセイ・ゼルゲンのことですか?
コーデリア
「そうよ。このあたりじゃ有名なディガーよ。評判はよくないけどね。
ナルセス
「アレクセイがどうかしたのか?
ウィル
「いえ、何でもないんです。それじゃ、元気で。また会いましょう!
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