プレイヤーの行動によってストーリーが若干変化しますが、ここでは私がプレイした時のストーリーをそのまま書きます。
ネタバレですので、これからサガフロ2をやろうかな、と思っている方はお気をつけ下さい。

ウィルの旅立ち(1235年)


登場人物
 ウィル・ナイツ(15歳) コーデリア(15歳) ナルセス(30歳) タイラー(25歳)

 ウィルの家の玄関口にて。
 登場人物はウィルとその叔母であるニーナ。あと叔父さん(笑)。

ウィル
 「行ってくるよ、叔母さん、叔父さん。

ニーナ
 「クヴェルを見つけるまで、帰ってくるんじゃないよ。

◆◆◆

 舞台はヴェスティアの酒場に変わる。

コーデリア
 「あーあ、遅かったかー。もう出発しちゃったのね。

酒場の主人
 「残念だったねお嬢ちゃん、ついさっき皆さん出発しちまったよ。

コーデリア
 「追っかければ間に合うかな?

酒場の主人
 「無駄無駄。出発後に仲間を増やしたりしないもんだよ。分け前でもめるからね。
  あんた、まだ駆け出しだね?

コーデリア
 「そんな言い方しないでよ!これでも実力には自信があるのよ。
  足りないのは経験だけよ。

酒場の主人
 「ハハハハ。若い人はみんなそう言うね。
  まあ、焦らずにがんばる事だよ。

 自由に行動できるが、ここではコーデリアに話しかけてみる。

コーデリア
 「でっかい探索行だって聞いてたんだけどなー。はーあ、どうしよう。

ウィル
 「ねえ?

コーデリア
 「あら、何? あなたも間に合わなかったの?

ウィル
 「いや、そうじゃないんだけど。僕はウィル。ディガーの初仕事を探してここまで来たんだ。

コーデリア
 「そう、あなたはクヴェルを掘る方ね。
  私はコーデリア、あなた達ディガーを守るヴィジランツよ。よろしくね、ウィル。

ウィル
 「よろしく、コーデリア。どうだろう、一緒にパーティーを組まないか?

コーデリア
 「そうね、そうしましょう。でも、どこへ行くの?

ウィル
 「最初だから、ハンの廃墟で経験を積むのがいいと思うんだ。
  ひょっとすると、何か見つかるかもしれないし。

 コーデリアに話しかけた後、ナルセスに話しかけてみた。

ウィル
 「あなたは探索行に加わらなかったんですか?

ナルセス
 「この酒場に来る奴は、みんなクヴェル探しが目的だとでも思ってるのか?

ウィル
 「そうですね。そうとは限りませんよね。僕はウィルといいます。新米のディガーです。

ナルセス
 「私はナルセス、術士だ。クヴェルの探索行に加わるためにここに来た。
  だが、リーダーが気に食わない奴だった。だからやめた。

ウィル
 「なんだ、やっぱりクヴェルを探しに来たんですね。
  僕と行ってくれませんか?ナルセスさんは経験も豊富なようだし。

ナルセス
 「ようだ、ではない。豊富なのだ。取り分が半分なら乗ろう。
  普通は6・4でディガーの取り分が多いのだが、お前は新米だからな。

ウィル
 「よろしくお願いします

ナルセス
 「その小娘も一緒なのか?私一人で十分なのにな。

コーデリア
 「嫌みな男!

◆◆◆

 ハンの廃墟に向かうウィル、コーデリア、ナルセス。
 その廃墟の中に入ってすぐイベント発生。

ウィル
 (野盗か!

タイラー
 「俺はタイラー。ここに宝を探しに来た。お前は?

ウィル
 「同業者か。僕はウィルといいます。新米のディガーです。
  でもタイラーさん、野盗かと思いましたよ。ああ良かった。

タイラー
 「この先の地下は予想以上にモンスターが多い。どうだ、組んでいかないか?

ウィル
 「いいですよ、そうしましょう。

◆◆◆

 ハンの廃墟でクヴェルを発見し、探索は無事終了。
 ヴェスティアの酒場に再び戻るウィル、コーデリア、ナルセス、タイラー。

ウィル
 「クヴェルも手に入ったし、いったん家に帰ろうと思う。これで解散しよう。

コーデリア
 「あら、ママのおっぱいが恋しくなったの?

ウィル
 「両親は僕が小さい時に死んだんだ。
  育ててくれた叔母さんと叔父さんに報告したいんだ。

コーデリア
 「ご、ごめんなさい。私、知らなかったから。ひどい事言っちゃって・・・・・・

ウィル
 「気にしてないよ、コーディー。ナルセスさん、お世話になりました。

ナルセス
 「分け前も頂いたし、もう用なしだ。さっさと帰れ。

ウィル
 「すぐに戻ってきますよ。その時はまたよろしく。

ナルセス
 「ちっ! 仕方ないな。アレクセイのパーティーに参加するよりはましだからな。

ウィル
 「アレクセイ!! それって、アレクセイ・ゼルゲンのことですか?

コーデリア
 「そうよ。このあたりじゃ有名なディガーよ。評判はよくないけどね。

ナルセス
 「アレクセイがどうかしたのか?

ウィル
 「いえ、何でもないんです。それじゃ、元気で。また会いましょう!

小説コーナ目次へ戻る ホームへ戻る