[HOME][バイク][ジムニー][ひとりごと][リンク]


バイク編 SUZUKI GSX750S刃 

若かりし頃のまーくんと、ノーマル刃。あ、髪の毛がある(今はげてる訳ぢぁないけどね)
ノーマル状態だよー

5年前SUZUKI 750刃をノーマル状態で親友の竹林から譲りうけたのだが、まぁ曲らん止まらんで整備状態もかなり悪かったので譲りうけてすぐにカスタムすることに決意。目標は名古屋高速を忍者と肩を並べて走れるようになること!さぁ長きにわたる苦悩の日々をご覧ください!!

第1期計画・・・1995.3
高速で飛ばすには刀の足回りではあまりにも貧弱なので足回りの強化を最優先に進めることに。
とにかくカタナオーナーなら分ると思うがノーマルの足回りではロングツーリングなどでだらだら走るには大径フロントホイールとネイキッドバイクには長すぎるといって良いほどのロングホイールベースのおかげでとっても快適に走れるのだが、いざ巡航速度を上げメリハリのある走りをしようとするとまずブレーキがまったくといっていいほど利かずロングホイールベースのおかげで車体を寝かせるのにかなりのタイムラグが生まれる・・・
それらを解消するためにおもにGSXRの部品に交換することに。

1995.7完成する。とりあえずノーマル状態からは比べ物にならないほど乗りやすくなる。止まる、曲る、走るの三原則が別物になった。一応当初の目的は達成したことになる。が、部分的にトラブルを起こすことが多かったので今後の改善課題となる。
加工箇所
フレーム部のステップ&タンデムステップ用の後ろ三角フレームを切断、ステップ取りつけ用のブラケットを自作。そして溶接取りつけ。
リヤショック取りつけ部後ろにタンデムステップ取りつけ用のブラケットを製作溶接。
スイングアームにリヤサス取りつけ用のピボットを製作取り付け。
リヤブレーキフローティングキットのトルクロッドは4.5インチ用だったので5.5インチホイールにあう様に曲げ加工を行う。
リヤブレーキキャリパーサポート(バンディット用)のシャフト径を16mmから21mmボーリングする。
スピードメーターをGSXRのトップブリッジにあう様に加工し取り付ける。
GSXRのハンドルスイッチを取り付けたので配線加工を行う。テールフレームからのステーを製作しフェンダーレスとテールランプ埋め込みをする。
車体を塗装する。

第1期改造完了

今回の交換部品
Fフォーク=‘94GSXR1100 Fホイール=‘94GSXR750
Fタイヤ=120/60ミシュランA59 Fブレーキキャリパー=‘94GSXR1100
Fブレーキローター=‘93GSXR1100 Fブレーキマスター=ホンダRC30
三又=‘94GSXR1100 Rホイール=‘94GSXR750
Rタイヤ=180/55ミシュランM59 Rブレーキキャリパー=バンディット250
Rブレーキキャリパーサポート=バンディット250(加工) Rブレーキローター=‘94GSXR1100
Rブレーキマスター=‘89GSXR750SP Rブレーキフローティングキット=神戸ユニコーン(加工)
スイングアーム=‘88GSXR750(加工) Fスプロケ=神戸ユニコーン15mmオフセット530
Rスプロケ=‘94GSXR1100 チェーン=‘94GSXR1100
ハンドル=‘94GSXR1100 ハンドルS/W=‘94GSXR1100
メーター=ノーマル加工品(加工) クラッチケーブル=神戸ユニコーン
クラッチレリーズレバー=神戸ユニコーン ステップ&ステップブラケット=‘89GSXR750SP
車検用タンデムステップ=バンディット250 マフラー=カタナ用USヨシムラ
オイルクーラー=アールズ13段 キャブ=ケイヒンTM36
Fスクリーン=GRS ボディーカラー(青)=ヤマハジール(自家塗)
ボディーカラー(白)=ヤマハTZR250(自家塗)

第2期計画・・・1996.11
エンジンがかなりくたびれてきたのと車体の信頼性と耐久性を大幅にアップさせる為にフルレストアを決意する。
前回の改造計画のときと違い、きちんとした整備ができる作業場ができたので整備能力が大幅に向上した。
今回の目標はとりあえず壊れない様にすること!まーくんはこれでロングツーリングもこなすが北海道や九州など超遠方に行った時にかぎって大きなトラブルを抱えるはめになってしまうので、まずは壊れない様にすること。そしてよりシャープに走れる様に各部品の再検討と徹底した軽量化を行うことに。

1997.9完成する。約1年レストアにかけたかいあってかなり満足いく結果となる。外装のリフレッシュも然る事ながらディメンションを変更したことと、サスセッティングの変更で大幅に戦闘能力が向上した。エンジンもハイカムなどのおかげでパワーも上がったがスピードを出したいときにはレーシーに、だらだら走るときには滑らかに・・・と言うふうに扱いやすくなり以前だとすぐにパワーリフトしてしまい挙動を乱していたのも車体とエンジンの絶妙なバランスセッティングにより解消された。
そして今回のレストア計画の主役はやはりマフラーにある。このマフラーはヨシムラがNK-1レースにカタナで参戦していたときに予備製作されたマフラーでレース用の一品物である。さすがにバリバリのレース管だけにあってものすごい音と、ものすごいパワーアップが実現された。
が、レース管といえどもこのマフラーはキャブセッティングさえきちんと出してやれば市販品のマフラーとさほど変わらない高トルクを引き出すことができる。
ゆえにこの部品さえ乗りやすさを助ける1部品になっているということである。この部品のおかげで4速150kmくらいでのパワーの谷がきれいに消えエンジンの高回転化したのもも助ける結果となりノーマル状態でのレッドゾーンに入ってからのプラスアルファー700回転までマージンを広げることができ、250kmまでキレイに無理なく回せる仕様となる。(これ以上上げるとまだ無理がかかる…)
そして小柄な(163cm)自分仕様にする為にライディングポジションも大幅に変更する。完璧に自分に合ったポジションを出すためにステップブラケットなども自作する。

加工箇所
フレームのヘッド周辺に補強を加える。スイングアーム上側にも加える。また軽量化のためにセンタースタンドピボットなど要らないものはとことん切除する。
アッパーカウルステーやテールフレームも軽量化のためにパンチ加工をする。
ポジションを完璧にする為にステップブラケットを製作する。また軽量化のためにパンチ加工する。
シフトチェンジの節度を上げる為にスプロケカバー&チェンジアームガイドを製作する。また軽量化のためにパンチ加工する。
ハイスロ化に伴いハイスロブラケットがくる為GSXR用ハンドル右側スイッチのスロットルボックス内を切削する。
ディメンション変更に伴い車高も変化したのでサイドスタンドにバンディット250用を加工し取り付ける。
大型オイルクーラーの為にエンジンヘッドが冷却されず熱だれを起こすので電線用カバーを加工して装着。これが意外と大健闘!オイル温度もぴたっと安定する様に。
エンジンを高回転化させるためにクランクシャフトを軽量バランス取りを行う。
車体を塗装する。

ヨシムラ製のワンオフマフラーを自作で作ったステップブラケットで保持する



ほーら!小柄な自分でもポジションばっちり!!
今回の交換部品
ハンドル=GSXR用ヨシムラ ハイスロホルダー=WR製90度
イグニッションコイル=‘95カタナ1100 プラグコード=NGK
プラグ=スプリットファイヤー カムシャフト=ヨシムラステージ1
クランクシャフト=ノーマル加工品 ピストン=ワイセコハイコンプ
キャブ=TM36改(写真はノーマル) Fフォークスプリング=WR
Rサス=オーリンズ Rスプロケ=アファーム(加工)
チェーン=RK530 サイドスタンド=バンディット250(加工)
Fスプロケカバー=自作 ステップブラケット=自作
ステップ=ヤマハSRX用WR製(加工) スクリーン=キャノピー
シート=GRS タイヤ=ミシュランハイスポーツラジアル
ボディーカラー(青)=スズキグース(自家塗) ボディーカラー(白)=ヤマハXJR(自家塗)
マフラー=ヨシムラワンオフチタンアルミ(非売品)

第2計画完了
2000.10現在ただいま第3計画思案中!またいずれ更新するのでよろしく