あしぎぬ大雲の里


 

 「あしぎぬ大雲の里」は、大江町北有路にある宿泊研修施設として平成11年に整備されました。
 由良川を望む高台にあり、リーズナブルなレストラン(鬼力亭)や宿泊施設(大雲塾舎)、地域文化を紹介する資料館(大雲記念館)が併設され、 食事や宿泊、研修をはじめ、幅広く利用されてきましたが、2022年4月より、管理運営形態が変更され、福知山市の直営となり、レストラン「鬼力亭」は休止されることになりました。 地元の数少ない食事処として利用されていただけにとても残念です。

由良川を再び恵みの川に

 大江町を貫いて流れる由良川は、流域の人々に豊かな恵みをはぐくむと同時に、度重なる氾濫により大きな被害を与えてきました。 人々にとって、水害とのたたかいは、この地域の歴史そのものでした。
  水害の記録は右をクリック 平成16年台風23号の水害  過去の水害の記録
 豊かな自然が残る由良川を、再び恵みの川として再生させるために、大江町では「あしぎぬ大雲の里整備事業」に取り組んできました。その拠点施設として、平成11年9月、大江町北有路に、「あしぎぬ大雲の里」がオープンしました。「あしぎぬ大雲の里」は、大江町北有路・国道175号線沿いにあります。

 ところで、「あしぎぬ大雲の里」の名前の由来は?
 「あしぎぬ」・・・かつて大江町の由良川流域は養蚕業が盛んで、見渡す限りの桑畑が広がっていました。蚕の繭からつくる「絹」に関係したことばのようです。
 「大雲」・・・古くは、由良川の中流を「おおくも川」と呼んでいたそうです。
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