●西田総務のアンニュイな午後●
(上ほど新しい情報/戻る際はブラウザバックしてください)

最新の記事へ
西田総務工房TOPへ戻る
 
模型生活TOPへ戻る


●覚悟の次回作  2020/02/22

総務工房サイトには書いたのですが、改めましてワンダーフェスティバル、お越しの皆様はお疲れさまでした。そして、西田総務工房ブースにご来場いただきました皆様ありがとうございました。

現在のわたくしはとりあえず、睡眠負債などを返済しつつ、本業の仕事以外の時間はグウタラしておりました。

で、次のワンフェスどうするか。通常夏冬と半年ごとにあるのですが、今年はオリンピックの都合で夏の分が秋にずれ込みます。すると秋の分と冬の分が近すぎるので、今のとこ秋を休んで冬の応募を考えています。という事で製作期間が1年あるわけです。

で、折角なので大物にチャレンジすることにしました。2018/08/03の日記にある「王様」に再度チャレンジしようと思います。
(前回は王様チャレンジの前に、完全オリジナルがやりたくなり、アシガルさんを優先しました)

キャラクターとしては相当に繊細さが求められるモチーフなのですが、「小さくて解像度が出せないなら大きくすればいい理論」のわたくしにコンパクトにまとめる技量などなく、よって「王様」は恐らくウチではこれまでの最大かつ最高額アイテムになります。

必然的に売れなかった時は損害も過去最大に。
ひえ~!!



それは怖すぎるのでせめて、2ヶ月ほどかけ、顔部分の試作品を作って売り物になるか自分審査をしてから挑もうと思います。
(タイトルで「覚悟の」と言いながら、申請前に実験するという保険付き(笑))

もし次回作が手堅い感じだったら、「王様案失敗だったんだな」とお察しください。
しかしそうなると、このネタ2年半引っ張っることになるので、流石にその時は「何が王様」だったのか、今年こそは日記に書きます(^-^;)


●イベント告知  2020/01/25
ワンダーフェスティバル2020冬に西田総務工房出展します。
卓番は4-24-14です。

◆販売予定アイテム
・ファンタシースターオンラインより
 シャトmini2キット¥3000【NEW】
 シャトminiキット、シャトキット【再販】


 豆ガルさん・四式アシガル¥3000【NEW】


・メイドインアビス
 レグ-火葬砲-キット【再販】

・ロゼと黄昏の古城
 ロゼ【再販】

アシガルアーマー
 1/60四式アシガル【再販】

新製品は豆ガルさんと、シャトmini2です。

「豆ガルさんはともかくシャトminiのどこが新製品?」と思われるかもですが、ようやくカラーレジンキットになりました。上記のシャトminiの写真は一切塗装しておりません
旧miniは、キット版をモデラー様に、塗装済み完成版をライトユーザー様…わかりやすく言えば作らない方に、という販売戦略でしたが、今回はその中間、「作るのは好きだけど、塗装環境がねぇ…ないのだよ」というお客様を想定して作りました。もちろん、モデラー様にもライトユーザー様にも買っていただけたら嬉しいですし、どちらさまにとっても、旧miniより諸々良くなっています。

今回、パーツ割がminiから次のように変わりました。カラーレジンといっても実質真っ白なだけで、耳と手袋が黒いだけです。
 → 

パーツ割の大きな違いは腕です。肩の接着がなくなり、一体成型に。以前はここの継ぎ目消しが結構手間でした(塗装済み完成品版いっぱい作る際に結構ウンザリしました(^-^; )。あと、今回シールというものを採用してみました。

最初、尻尾のピンクのラインを別パーツ化し、ピンクのレジンで抜いたのですが、このシールほど鮮やかなピンクになりませんでした。
一時は尻尾3分割でシリコン型製作まで行ったのですが、シールのほうが色がいいので結果尻尾を一体成型に戻しました(形状は若干旧miniと異なります)。シールの貼り方には少し癖がありますけど、紙ではなく、樹脂(塩ビ)なので、やぶけて失敗ということはありません。何度でも貼り直しが聞きます。
塗装派にとってもマスキングの工数が減ったので、以前より圧倒的に手軽になったと思います。ワンフェスお立ち寄りの際はぜひブースで実物を確かめてみてください。(^^)


●オラザク久々参戦  2020/01/25

そういえば、うっかり書くの忘れてました。昨年は久々にオラザクに参戦しました。結果は、1次予選通りませんでした。所謂切手サイズと呼ばれる写真サイズだったので、自分でもなかなか見つからなくて難儀しました。自分では結構いいものができた気がしたんですが、結果にはつながらなかったですね(;^_^A

結果は残念でしたが、オラザクに再挑戦するという大義名分のおかげで美少女フィギュアを一個作るきっかけにはなりました。ボク自身としての女性の好みとしては、グフ子さん2は若すぎるんですけど、やっぱりハイティーンの娘の立体物は華があって作ってても楽しかったです。フリルとかそういう女性的な装飾物一切なしですが、それでもなので、もっと女っ気全開の物だったらもっと楽しかったのではとも思います。まあ、そうするともうガンプラでもオラザクでもないんだけどね(^-^;

作品そのものについての詳細は、こちらをご覧ください。(^人^)


イベント告知  2019/12/08(12/20加筆)
 
2019年12月21日(土)、ボークス ホビースクエア京都にて開催されます、「サンクスフェスタ11 蚤の市」の工房烈風様卓を間借りいたしまして、西田総務工房、出展いたします。

販売アイテムは
アシガルアーマー・四式アシガル(フル可動キット)
豆ガルさん・四式アシガル(ディフォルメ体形)
です。よろしくおねがいします!!
 
二頭身アシガルさん(改め豆ガルさん)進捗  2019/11/22


早いもので今年も終盤に。ここから年末までは、WF版権、WFオリジナル、オラザクと今まで公開できずに溜めてた物のラッシュに入ります(版権は許諾が下りたら…ですが)。第一弾は新鮮味ないですが、二頭身アシガルさんです。



パッケージ用のイラストも出来ました。最近、絵を描く方が楽しいというイカン傾向。まだ少し修正は要るも、パーツも量産体制でスタンバイです(WF用版権作品もあるので、とりあえずスタンバイで)。
クリアパーツ付属で、首、肩、股、足首が、アルミ針金接続で、ボールジョイントっぽく可動できます(脚はピクピクですが、接地性は担保出来ます)。火縄銃と打ち刀が付属します。


●夏の間の近況報告  2019/10/16(10/18加筆)

またまたご無沙汰です。

HPの更新は滞っておりましたが、ずっと濃密に模型製作は続けており、ガンガン作っております。
この3ヵ月ほどの近況です(なんかこの日記、季刊になってきた(汗))。

【7月と8月】
まずは、久々にオラザク復帰するぞ!と言う事で、フルスクラッチのワンオフ新作を製作してました。
ただし急に思い立ったので、製作期間が2ヵ月のみ。あまり大掛かりな物は作れないけど出す以上入賞を目指すので、経験則上、それになりに大がかりでないといけない。

そういうわけで、かねてからオラザクに出したかったグフ子さん(グフレディ)を出すことにしました。
もちろん一度出した形(雑誌コンテストは不参戦ながらも、2016年度展示会を転戦)でそのまま出すのは詰まらないし、オラザクのレギュレーション上、同一作品でもマイチェンは必要。2ヶ月は新作を作るには短いけど、マイチェンにはそこそこあるので、女性本体を完全新作とし、装甲の一部と武器をキャリーオーバーという構成にしました。

長身色黒筋肉質のver.1.5さんは、ボクの女性の好みを素直に具現化したものですが、嗜好がニッチ過ぎるみたいなので(笑)、もう少し分かりやすい色白トランジスタ美少女を目指すことに(それでもほんわか少女が刀を振るうのは違和感があるので気は強そうな子にしました)。
バックストーリーも面白いものになったと思います。

オラザクの結果発表は11月25日発売のホビージャパン。久々のドキドキです^^;

【9月】
2020年2月のワンフェス用の新作その1で、ゲームキャラ物を製作。
まだ正式な版権許諾が頂けていないのでタイトルは伏せますが、おおよそ1ヶ月で原型完成の優良進行(^^)。

今回のは無塗装でほぼほぼ原作に近い色分けを再現できます。
模様があるキャラなので、色分けは成型色+シール。

シールの採用は、過去に「塗装済み完成品」を量産する際、カッティングプロッターで指定形状に切ったマスキングテープを使用してた際、「このテープ自体が指定色なら塗らなくても良いんじゃない?」って事で思いつきました。

水転写デカールは、モデラー以外の方には敷居が高く、かと言って紙製のシールは安っぽくなる。そういうわけでカッティングシート(車やお店の切り文字に使う樹脂シール)を何色か実験。キット側も剥がれにくい形状に修正。質感も良いので採用としました。もちろんカット済みで添付する予定です。

【10月】
やっと画像だせるアイテム(笑)。
2020年2月のワンフェス用の新作その2、こちらはオリジナル。


現在「2頭身」版のアシガルさんを製作中です。

もともとアシガルさん(前回の日記のポスターのロボ)は、小学生か中学生の時に自由帳に描いてた2頭身足軽型ロボ(SDガンダムと言うよりもDr.スランプ的なデザイン)と、ハリウッドGMで考えた顔やスタイルを融合させた物。
…つまり元々が2頭身でした。なのでアレンジというより、こちらが本来の姿と言えるかもしれません(^^;

2頭身アシガルさんを早めに完成させて、11月はまたこれまで出来なかった事をやりたいなと画策中。
音沙汰ないので、「もう模型やめたの?」って思われてそうですが、色々と鋭意製作中です(^^ゞ


●何故か絵ばっかり描いてたり。  2019/06/07 (2019/06/08 続きを加筆)


現在、大阪の展示会KCFの参加と、それと並行してアシガルさんの通信販売に向けて動いています。
前回の日記で「ロボット模型は実物が無いだけに、やっぱりストーリーありきなので」と書いたように、オリジナルだと世界設定が必要なのです。

有名なロボアニメでも、放送前に見た設定画はピンと来なくても、アニメで動いてる所を見たら意見180度大回頭したりします。で、マンガを描くとまではいかないのですが、どう言う感じのパイロットが乗っていて、どういう感じの敵と戦っているのか分かるだけでも違うんじゃないかと、ポスター的な物を作りました。



アシガルさんはトゥーンレンダリング、敵巨人とパイロットさんは楽天スーパーセールで買った液晶ペンタブで描きました(これが安くないけどスゲェいい買い物/超楽しい)。自分の絵のセンスが90年代前半で止まってるので苦労しました(涙)。ボクの思う所の男前を書いてみたのですが、いかがでしょう?(^^ゞ

で、ストーリーは、



…とこういう物になりました。
あと、告知です。


特設サイトのリンクです。販売ページへのリンクやより詳しい作品紹介ページもあります。

販売ページへ

良かったら買って下さい。(*^^*)



●近況  2019/05/15


ご無沙汰しております。ほとんどワンシーズンぶりの報告となりました(汗)

特に病気とかしていたわけではなく、単純に忙しくてうっかり更新を忘れていたという次第です(^^ゞ

現在アシガルさんの再生産中です。
次回ワンフェス(2019夏)はお休みするので、久々に通信販売方式での販売を検討しています。
(時期はワンフェス2019夏よりは早くなると思います)

そもそも、アシガルさん、オリジナルキャラなのにどう言う設定のどういうロボットなのか全く公開してないので、イメージが湧きにくいと思います(前の日記にちょろっと書いただけなので…)。
良く考えたらこのロボット、仮面ライダーサイズなのか、ガンダムサイズなのかも分からないですものね(^^;

武器が実体剣と火縄銃なので、等身大風に見えますが、設定身長8~9mでパイロット搭乗式。
サイズ感は、有名ロボットで言うと、パトレイバーに近い背丈です。

ロボット模型は実物が無いだけに、やっぱりストーリーありきなので、夏までに設定とかストーリーとかも公開していこうと思います。たぶん「あれ?そんな話だったの?」という物になっているので、また良かったら見に来てください。(^^)


●いよいよワンフェス  2019/01/30

 
ワンダーフェスティバル 2019冬
西田総務工房、ディーラー参加いたします。
まだ数が出来てない製品もあり、必死のぱっちです(笑)


卓番は、8ホール 17-14です。

開催期日:2019年2月10日(日曜日) 10:00~17:00

会場:幕張メッセ 国際展示場 1~8ホール
(〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)

 
●ガレージキット販売アイテム
 (画像は試作品で製品とは一部異なります)

 
西田総務工房オリジナル作品「アシガルアーマー・四式アシガル」
(NEW)


「ロゼと黄昏の古城」より「ロゼ レジンキット」


「メイドインアビス」より 「レグ-火葬砲-」
●レジンキット(再販)
●塗装済み完成品
(NEW)

※下記画像はキットの塗装例で「塗装済み完成品」とは異なります。



「ファンタシーオンライン(PSO/PSO2)」シリーズより
「シャトmini レジンキット」(再販)
「シャトmini みかん色/塗装済み完成品」(NEW)


●足軽さん2 2019/01/15


あけましておめでとうございます。うっかり、前回更新を書くだけ書いてあげ忘れてたので(今しがたこの次に載せています、2ヵ月ぶりのご無沙汰です(汗)。
遅ればせながら、ことよろです。
もう、年始からワンフェス2019冬(2月10日幕張メッセ)に向けて、型を抜いたり色を塗ったり模型で修羅ってます。
取り急ぎ、見本が出来た足軽さんの画像から。
刀も鞘もなんとか自作してセットにしました。

まあ、なんかいつもどおり。左の写真、よく見たらパンチラだ(笑)

さて、1月は下旬までに、レグ君の塗装済みキットを数体仕上げて、シャトの完成品も何体か…ひー。
多分次の更新はイベント出発前か事後報告かも知れません。やっぱり今回も当日意識朦朧確定!
\(@▽@;)/アパラパパ~


●足軽さん1 2018/12/15(←に書いたけど、UPし忘れてたので2019/01/15)


本原型が出来ました。完成原型を人型に接着してしまうと、型取りが出来なくなってしまうので、正式品の写真公開はまた次回です(後の方にある写真はまだ2次原型です)。

前々回更新の10/22からの間、その他では、火縄銃、刀と言った装備品を作っていました。
結構時間が掛かっていますが、これには当初予定していなかった「マニュピュレーター」を作る事になったからです。

当初、「拳は、WAVE製の汎用マニュピュレーター、刀はWAVEのMSGシリーズの日本刀セットを別途お求めください」とする予定でした。ゆえに機体サイズもWAVEの汎用パーツに合わせて作ったのですが、作っていく内にこれが叶わない事が判明。なぜ叶わないのか?

WAVEの拳では火縄銃が持てないのです。ロボット模型の銃って、実銃に比べてグリップが薄い事が多くないでしょうか?あれはロボットマニュピュレーターが握るにはどうしても必要な処置なのです。人の手は弾力があり、銃を握った時、指の肉を圧縮出来ます。しかし、カチカチのロボハンドではそれが出来ない。自然な握りの為にはグリップ側を薄くせざるを得ないのです。

通常は銃のグリップを薄くしても、デザイン的にもそれほど気にはならないのですが、火縄銃となると話は別。ハンドガード(左手で支える部分)からグリップまでが一本の木材で厚みが均一でなければらしくならない。グリップを薄くする工夫もしましたが、満足のいく形にはなりませんでした。結局、衝突判定で嘘のつける「グリップと拳が癒着した一体成型拳」を自作する事にしました。
コンテストなどでは、汎用拳パーツを改造したり、武器持ち手を汎用のデザインに似せて作るのですが、足軽さんは売り物。著作権上、それはできません。
つまり、拳を一つオリジナルにするという事は、「グー左右、左パー、武器分のグリップ一体型右手」全部をオリジナルデザインで作るという事。こりゃあ、大変だ(T▽T)

オラザクのハリウッドGMの時は、フルスクラッチでも拳は汎用品でしたし、以前「メイドインアビスのレグ君(手足ロボ、本体少年型のキャラクター)」では、平手のみで握り時の整合性は要らないかったのですが、手の表情変えて破綻がないマニュピュレーターデザインとなると本当に難しい。下手すると機体本体と同等位製作カロリー使いました(汗)。

そんなこんなで七転八倒しながらも、無事完成。

ディテール等々WAVEの物には叶いませんが(WAVEの力強い握りこぶしは絶品)、専用設計なので、デザインの馴染みは良いものになったと思います。あと、独自の差替え機構により直角近く手首が曲げられるので、ロボ模型では難しい「突き」が可能になりました。また詳細は改めて(*^^*)


●次回作 (先にしないといけない事はあるんだが編) 2018/11/02



まだキットも出来てないのにカラーバリエーションに心を遊ばせてみたり…。武器やら手首パーツを先に完成しないといけないんだけどね。ついつい。(^^;
レイズナーっぽかったりザクっぽかったり、アバルトカラーだったり、足軽さん、割と何でも着こなしてくれます。「戦闘メカが目立つ色なのはどうか」と言う議論はキャラクターロボには付き物ですが、本物の武者の甲冑って結構派手なのもあったみたいなのでので、そういう意味では大手を振って派手な色を設定できます(別にいつでも派手な青メタ塗ってましたが(笑))。


●次回作 (結構できてきた編) 2018/10/22



足軽さん本体原型全体がレジン素材で揃いました。ここから表面処理をして本原型になります。

7頭身っていいもんですね(^^;
よく考えたら、オラザクモデラーなのに、スポーツゴッグさん以降、7頭身ロボットまともに作ってませんでした。(コックピット作品のモニター画面用にHGUCガンキャノンを、どうせCGエフェクト掛けまくるからと適当に作ったくらい…)

あとは買って来たMGを作りかけては挫折して放置を数件。7頭身ロボをまともに完成させるのは、恐らく6年ぶり。

で、前の日記で作ったラピッドの頭(茶色い素材)では出来なかった、クリアバイザーを装着。本来の顔とご対面。

おひさしぶりです。ハリウッドGMさん(笑)。
ありきたりなデザインではありますけど、結局自分的にはこれがボクの思う所のハンサムロボ顔のようです。(^^;

ちなみに、元データをトゥーンレンダリングして、世界観を説明したイラストを作ってみました。TVアニメだったらこんな感じかなぁと。

ガンダム世代なので、人対人のロボ戦争でもよかったんですけど、それだと、同じような形の武者ロボ同士の戦いになり、絵的に「普通の人間武者の合戦と変わりない感じ」で面白味が無いので、足軽さんの相手は「かくりよから襲来する巨大鬼達」にしました。
引き続き製作は続きます。


●次回作 (可動検証編) 2018/10/11(2018/10/13画像更新)

 



オリジナルガレージキット、足軽さんの続きです。汎用関節パーツを組み込んでの可動検討が出来る段階に来ました。
基本、可動遊びに特化したモデルですが、胴鎧の部分だけ脇の隙間から内部構造が見えるので、ここだけ2重構造になっています。

関節部は、性能面でも供給(永続的に手に入る)でも信頼性の高いイエローサブマリンの「関節技」シリーズがはめ込める設計になっています。
グレー部分はレジン製の未完成原型
(これを表面処理して本原型)、ダークグレー部分は前述のメーカー製汎用パーツ、海老茶色の部分は、可動検討用の簡易出力品です。頭はこれからです。サイズは意図したわけではありませんが、バンダイの1/12SWの帝国トルーパー達とほとんど同じサイズで、武器等もしっくり来ます。(ネズミーは著作権が恐いと聞くので、ここでは載せません(汗))

重い装備はなく、本体もデザインを可動を優先した物にしたので、ハイキックなどが出来ます(頭が付いてもたぶん大丈夫)。

(2018/10/13画像更新/頭の簡易出力品が付きました)
火縄銃などの長尺物を構えられるよう、脇の回転軸だけでなく、鎖骨から肩自体(脇の植木鉢形の部分)が前後上下にスイングし、…つまり、肩をイカらせたり、パイレーツの「だっちゅうの」(古い…)的な動きが出来ます。

これにより、正面に両手で拳銃を構えるような動作や、スナイパー的な射撃ポーズが可能です。
なお、ここで試用した複数の市販手首パーツは、暫定使用で、今のところ、自作の手首パーツを添付する予定です。


●次回作 2018/09/03




前回の続き。新作のA案とB案と言う話でしたが、結局版権物の新作は見送り、オリジナルのC案という事になりました。(^^ゞ

ツイッターでハリウッドGMさんが好評をいただいたので、「ハリウッド成分(つまり口のある顔)」だけ抽出して、オリジナルロボットにデザインしました。GMではありませんが、「沢山居る」感じで足軽さんをモチーフに。
「細い人が鎧を着てがっしりして見える」というラインを狙っています。

現在鋭意製作中です。


●英気補充と次回計画2018/08/03

ワンフェスが終わった今週。普通に生活して普通の時間に寝るしあわせ( ̄▽ ̄)
(夢を追わせてもらってるので贅沢言っちゃダメなんですが(汗))

しかし、一方、次のイベントに向けての闘志も湧いています。
不規則生活で酷使した体を休めたり、家族サービスもしないといけないので、すぐに走り出したいのを車で言うアイドリングで抑えているという感じ。

次のワンフェスの募集は始まっておらず、例年通りなら、イベント終了1ヵ月くらい(真剣に参加をご検討の方は公式サイトでしっかり確認してくださいね^^;)で、次の募集があります。で、版権物なら、その時には何を作るか決まってないといけません。
だから、作業はしなくとも、しかしこの月は重要な作戦タイムでもあります。

さて、次は何をしようかな…これは重要かつ楽しい工程です。
と言っても、アイデアを捻る必要はなく、これまでに案はいっぱい溜まっており、どれを実行するかの選別作業です。
一部商品はお客様から頂いた要望を取り入れた改良商品(従来品の塗装済み品など)にしようと決めていますが、問題は本命の新作。

新作のキーワードはA「ちょっと無理して王様に挑んでみる」 or B「手堅く自分らしい物をつくるか」です。

Aの「王様」とは「特定の凄い造形師さん」という意味ではなく、エヴァンゲリオンや初音ミクのようなワンフェスラインナップの筆頭とも言える「造形モチーフの王様」と言う意味です(そのモチーフの王様の陰に凄い造形師さんがわんさかいる訳ですから同義と言えば同義かも知れません)。具体名は版権が通った時になりますが、物は決まっています。まさに王様です(もう分かったかな?(笑))

もういろんな方が超絶技術で既に作り尽くした物に今から挑戦するのは本当に厳しい。
でも、だからこそ、今自分がどれくらいできるのかが明確にわかる。商売と言うよりコンテストに挑むようなチャレンジです。
なので、総務工房らしいかと言われるとちょっと違う気もします。

一方、Bの「手堅く自分らしい物をつくる」が消極的かと言うとそうではありません。
これはこれで冒険があります。Aのイチかバチかの冒険に比較しての「帰還可能そうな冒険」で、もちろんしくじればB案も帰還できません(笑)。

さてどうするか?楽しみながらゆっくり考えたいと思います。(あわてるのは申請してから(笑))


●ワンフェスありがとうございました!!2018/07/31


ラインナップ充実してきました(^^)

ワンフェス参加のお客様、ディーラーの皆さま、当日は天候の悪い中、お疲れ様でした。
そして、当工房ブースへお越しいただきました皆様、本当にありがとうございました。
お買上げ頂きましたお客様に於かれましては、部品の不足が無いか確認をお願い致します。

それにしても、今回は台風が南から北上するのは普通として、先に関東に行き、関西にフックパンチ状に回り込むというかつてない進路を取り、雨風共に強く、イベントの開催自体も一時危ぶまれる状況でした。

京都在住のボクはイベント前日となる土曜の正午ごろ京都駅から新幹線で東京方面に向かい、夕方前に現地入り。ちょうど台風をかわす様な移動となり、幸い交 通機関の遅延もなく、会場に辿りつき前日搬入できました。遭った目としては、強風で傘がひっくり返るくらい。本当に幸いでした。(^^;
(当日は、朝一番の情報としては鉄道の運行見合わせがあり、ご来場予定の皆さまの中にはお越し頂けなかった方もいらっしゃったと思います。そこにつきましてはとても残念です。)

当日は、当工房ブースにも沢山お越しいただき、本当に嬉しかったです。最近では、ご要望も頂けるようになり、出来る限りお応えできるようつとめたいと考えております。

そんなこんなで、また次回ワンフェス参加時もよろしくお願いします!!(^^)


追伸:展示台製作

今回は展示台に凝ってみました。

基礎の土台はワンフェスでよく見る、100均の半透明の組立パネル。

その上に、木材にシボ入りの合皮を貼った物(ちょうど、パイプ椅子の座面のような感じ)を組合せ展示台としました。

あと、ウチのキットは瞳がクリアで、しかし、いい感じでライトが当たらないと瞳にハイライトが入らないので、両上端にライトを装備しました。これで、現場の照明器具の位置に左右されず、キャラたちの目をキラキラさせて展示できるようになりました。
 
照明器具は100均の小型ライトと、100均の自撮り棒の合体品を、側面の100均パネルの上端にロックタイで固定し、蛇腹状の切込み入りホース(自動車 の配線を束ねる物)でボロ隠ししてあります。100均ライトは単4電池×3で8時間持つそうですが、開催中に明度が落ちそうなので、線を引っ張って、舞台 下に単1×3の電池BOXを忍ばせて明度が持続できるようにしてあります。また、必要に応じて、自撮り棒の機能を使って、角度調整や、アームを引き延ばす 事も出来ます。
 
舞台全体はバラせるにしても床板は幅90×奥行35cm以上あり、これを新幹線に持ち込んだり、路上をキャリーで運ぶのが問題。それを可能にしたのが、キャンプ用と思われる大容量収納バッグ「OUTAD キャリーバッグ 100L」でした。この製品の存在が有難かったです。

結構重いので、運ぶのは大変ですが、しばらくはこれで行けそうです。
…ん~、でもこの写真だとダンボールに見えるなぁ(^^;

●ワンフェスいよいよ明後日2018/07/27

明日(厳密には今日)前のり出発。やっぱり夜鍋(笑)。今回は塗装済み完成品は無し(で、完成品も塗り終っており、キャラたちの舞台になる、展示台の追い込みです。
電池式によるLED照明でキャラクターの瞳に光が入る様にしたり、工夫しています。
あと、レグ君、塗り直しました。金属部分を塗り直しただけなのに、なんか顔までより似たような気がします。
やっぱり色のバランスって奥が深いです。



さて、もうひと頑張り。次の更新はワンフェス後になります。
 

そういえば、子シャトの色見本も新色追加 (ΦωΦ)

ワンフェス参戦の皆さま、よかったら「西田総務工房(卓6-19-17) 」遊びに来てください(^^)


●ワンフェス夏のアイテム~塗装見本完成~2018/07/20



頑張って塗りました(笑)。

ボクの塗り方だと超合金みたいになるかなぁと思いましたが、なんとか人らしく納まりました。
ロゼにしては血色がよくなり過ぎたかなぁとも思うんですけど、可愛らしく出来たので、これで良しという事に。

髪の毛は艶々の髪という事でともかく、なんで、イバラまでメタリックかと言うと、前回のビネットロゼさんのとき、「呪いのイバラと言う割には、生命力とい うか覇気と言うか破壊力を感じないなぁ」という事でコントラストが強く出るメタリックにしました。(そのままだと色が原色過ぎるので、クリアでないつや消 しモスグリーンを薄っすら吹き付けて、半艶にまで抑えてはあります)

このあと、再販のレグ君もお色直しを計画中。前回(画像)は好みで青々とさせてたので、

今回は原作により寄せてガンメタ調で塗ろうと思います(ああ、もうあと1週間だ~(汗))


●ワンフェス夏のアイテム2018/06/10

ワンフェス夏の出展、版権申請3タイトル中、2タイトル目の本許諾が頂けました。
このうちの1つが新作なので、ようやく、ここしばらく取り組んでいた物をご紹介できます(^^)

で、2018夏の新作は「ロゼと黄昏の古城」の「ロゼ」です

前作の「ロゼと巨人のビネット」の中のロゼを分売するのではなく、新規の製作品。
西田家での製品仮称は「大ロゼさん」です。
 

(左が今回の試作品、右が前作「ロゼと巨人のビネット」)

今回のは単体版ロゼは身長95mmで、前回のビネット版は56mmになります(いずれも王冠と台座を除く)。ロゼの大きさの印象は、上記2枚の写真でちょうど同比率っぽいと思います。

なお画像はブラッシュアップ前の試作品で、表面処理と各部のディテールを調整中です。
 
前回ロゼもデータ的にはかなり作りこんであったのですが、古城(ジオラマベース)部分で世界観を出す代わりにキャラ単体では、小サイズ上、若干スポイルされる部分がありました。

で、嫁と相談の上、「省略のない西田総務工房版・ロゼさんを作ろう」という事になりました。今回はまつ毛以外はマスキング無しで吹き付け塗装できるパーツ割になっています。

95mmあると、物理的な制約なく、かなり自由に作れます。
前回の小ロゼさんの3Dデータが残っているので「2Dの絵を3Dでどう辻褄を合わせるかの作業」については時短しましたが、パーツ形状はほぼ全面形状刷新しました。
「4ドアセダンを2ドアクーペ化したら、パッと見、ドア枚数以外同じに見えて、実は外装の共用部品はゼロ」…みたいな感じです^^
 
ポーズを歩行から立ち止まりに、ウエストを少し引き締めて、推定年齢(前回は小学校低学年、今回は高学年くらい)を少し上げた他、背中の薔薇が前回は「薔 薇らしく見えるよう、いわゆる成熟したキッチリ開花した薔薇」でしたが、劇中のロゼの背中の薔薇は彼女のキャラらしく、「つぼみから開いたばかりの半開 き」になっており、それに挑戦しました。どう難しいかと言うと、半開き状にすると牡丹に見えかねないのです。こっちもかなりじっくりやりました。^^;

そんなわけで、40半ばのおっさんがこの1~2カ月ほど「フリルとは何ぞや」「薔薇とは何ぞや」という課題に向き合っていました(笑)。


(マンガなどでの女性キャラでは、筋肉質で黒っぽいお姉さんが好みなのですが、まあ、いろいろと考えて作ってます(笑))

次回更新では製品版の塗装画像がお見せできると思います(*^^*)

追伸予告:NEXT作品は久々に、ガンダム的なパイロット搭乗型ロボをやります。現在データ作成中。早ければWF中かWF後ぐらいに公開できるよう目指しています。


(上ほど新しい情報/戻る際はブラウザバックしてください)
最新の記事へ

西田総務工房TOP
模型生活TOP