ネットの掲示板に虐殺されるまでの写真をUPされ、
4時間にも渡って実況中継され続けた猫のこげんたちゃん。

ただ一生懸命生きてただけなのに・・。
今度こそ優しい飼い主さんに出会えたと思ってたのに・・。
・・・・・・・・・・どうしてこんな事が・・!?


この事はその後、ニュースでも流れたので、ご存知の方もいらっしゃると思います。
≪悪魔≫デイルレヴァンガーこと松原潤 がやった事。それは・・・・・・。

近所を歩いていた猫ちゃんを捕まえた後、自宅(福岡の一人暮らしのマンション内)のバスルームに閉じ込め、そこでは、鳴き声が外に聴こえないように、まず喉を切り、尻尾を切り、耳を切り、目をつぶし、痛さと怖さでもう一歩も動けない猫ちゃんを、ついには首を針金で縛って窒息死させ、吊るし、 『世界の斗う黒ムツ諸君に捧ぐ!!オスカル・ディル』 と書いた紙を貼り、最後には近所の川にその死体を捨てに行ったのです!!
しかも、虐殺するまでの様子を次々と写真に撮り、(7枚も!)掲示板で公開していったのですヨ!掲示板で実況中継しながらです!!!
こんな事・・・信じられますか!???

私はこの虐殺写真を見てません。とてもじゃないけど見れないです!
ただ・・・7枚のうちの1枚目の写真だけは何とか頑張って見る事が出来ました。。
虐殺が始まる前の写真なので猫ちゃんは綺麗です。とっても可愛いです。バスタブの中でつぶらな瞳でこちら(上)を見上げてるその姿・・・。もう涙が止まりません。
これから殺されるとも知らず、この子はこんな可愛いお顔で・・・。(T-T)

でもすぐに私は気付いてしまいました。「あ・・れ・・?この子・・猫缶食べて・・・る?」よく見ると、猫ちゃんの足元には猫の缶詰が・・・・。
そう!≪悪魔≫はこれから虐殺しようとしている猫ちゃんに、ナント猫缶をあげていたのです。 これがどういう事か解かりますか?

「この猫缶美味しいニャ〜♪ 優しいお兄ちゃん、アリガトニャ♪ボク、とってもお腹がすいてたの。これ全部食べてもい〜い?」
(この猫ちゃんは捨て猫でした。人間に捨てられて何日もさまよっていたのです。
簡単に≪悪魔≫に拾われてしまったのは、元は飼い猫だったんで、人間に慣れていたからだったのでした。この捨てた人間も許せない!)

「新しいおうち?ボク・・・ここにいてもいい・・の?お兄ちゃん大好き〜!」
有り難う・・とお礼を言ってるような猫ちゃんのつぶらな瞳・・・・・。
でもこのすぐ後にはあんなに残虐な事が・・!!!

・・・・・・・・信じさせてから思いっきり裏切ったのですヨ、この≪悪魔≫は。
私はその事に気付いた時、本当に腹が立って仕方がありませんでした!

この猫ちゃんに「こげんた」という戒名が付けられたのは、その事件の何日か後の事でした。

人間に捨てられて、今度こそ幸せになれるかと思ってたら、また裏切られて・・・・・・怖さと痛さと苦しさの中、血塗れのバスタブの中で息を引き取って行ったこげんたちゃん・・・。あなたの受けた苦しみは一体、どれほど酷いものだったでしょうぅぅぅ!!

ごめんね・・・ごめんね!!天国ではもう怖くないよ、苦しくないよ。
怖い人間もいないよ。もう・・もう、大丈夫だからね、安心していいんだよぉ〜!
ゆっくりおやすみ・・こげんたちゃん・・。
チビコ、どうかこげんたちゃんを宜しく・・ね・・。


最後に・・・・・
楽しみながら、その様子をネットで中継しながら、
こげんたちゃんを殺した犯人「松原 潤」。
私はあなたが憎い・・・です。                  
                                   

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この事件は最初、犯人の取り調べや使われたPCなどの押収はありましたが
書類送検だけで逮捕・起訴はされませんでした。
こんな酷い事件なのに起訴されないなんて絶対におかしいですよね?
相手が動物だから許される・・なんて事はあってはならない事ですよね?

なのでその後は犯人が起訴されるよう、この事件を知った多くの心ある人達により電話やメール等で署名・嘆願書などを検察庁や共同通信社などの各マスコミに送り続けられました。

そして・・とうとう犯人は逮捕・起訴される事になったのです!
これは極めて異例の事で、ネットで実況中継するなど悪質で、社会的影響も大きいと考えられたからでした。

≪事件発覚後、同地検には松原被告に厳罰を求める署名簿や電話などが全国から1日当たり数十件も寄せられた。動物虐待は書類送検―略式起訴―罰金刑の処分になるケースがほとんどだが「極めて残虐で社会への影響も大きい」として逮捕・起訴に踏み切った。≫・・・8月7日のヤフーニュース記事より

5月のあの日から3ヶ月。
やっと私達の声が上に届いたのですヨ!あきらめなくて良かった。(涙)
小さな声もみんなが集まれば大きな声となってちゃんと届くのですよね!

でもまだまだこの事件の事を知る人は数少ないです。
もっともっと多くのマスコミにこの酷い事件の事を取り上げて欲しい・・って
そう思うと、まだまだ私達のやるべき事は終わりそうにありません。
動物愛護法の改正の方もされなくちゃ・・・・。
なので引き続き、皆さまのご協力をお願いしたいと思います。

詳しい事は「これから私達に何が出来るの?」のページを見て下さいね☆


                                                                     
       (文:みづき)








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