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カンタンお餅つき!! こし自慢で一升餅♪  登録日2011/03/08
 
  「一升餅」ってご存知ですか?
「いっしょうもち」とは子供の一歳の誕生日のお祝いに用意する一升分のもち米で作ったお餅のことです。
 
詳しくはこちら → Wikipedia 一升餅
先日、下の娘が1歳の誕生日を迎えるにあたり、このお餅を準備することになりました。
大阪には「一升餅」を作ってもらえる和菓子屋さんが結構あるのですが、うちにはこし自慢くんがあるので活用しないテはない!!という話になり、手作りすることにしたのです。
一般には一升分をひとつ丸めにした大きなお餅が普通のようですが、こし自慢は5合までしかつけないので、5合分づつを2つに丸めて合わせて一升とすることになりました。
調べてみると、西日本ではこの2つのお餅を紅白にして一升餅とする場合も多いそうです。
一升餅をお店で買うと、注文販売になるので結構高くつきます。
お子さんやお孫さんのために、手作りの一升餅、いかがですか?





材料   一升分 我が家で使用している材料詳細
  もち米 1.4kg  スーパーで購入した佐賀県産ひよくもち
   必要量  我が家の水道水


こし自慢でつく、詳しいお餅のつき方はこちらをどうぞ → カンタンお餅つき こし自慢でもち自慢!!






 1.もち米の下準備をしておきます。
 
今回は一升分のもち米を用意しますが、5合ずつ分けて作業します。
前日のうちにもち米を研いで、一晩水に漬けておきます。
米は結構水を吸うのでたっぷりの水で漬けるようにします。
餅をつき始める5〜10分前に、もち米を水から引き上げ余分な水を切るようにしておきます。

 
 5合分づつ分けて作業します
もち米を洗って餅つき機に移す作業には
なんと言ってもシリコンザルが便利!!







  2.まずは白いお餅から 
 
まずは白いお餅から。
もち米と蒸し水を本体にセットして、「蒸す」のスタート。
蒸しあがったら「コネ」に入り、作業開始から約45分後には白餅がつきあがります。
 
 白いお餅はいつもどおりの作業です







  3.いっちょあがり〜 
 
丸いひとつもののお餅を作るのは大変そうに見えますが、案外簡単に綺麗な丸餅が作れます。

まずはつきあがった餅生地を片栗粉をたっぷりとふった台の上に出します。
すると、台に面した生地の下のほうには片栗粉がつき、上のほうはついていない状態になります。
餅の上面の片栗粉がついていない生地を内側に、布で巾着袋を作る要領で下側の生地を持ち上げつつまとめていきます。
ちょっと餡の入っていない肉まんを包むような感じです。
片栗粉がついていない餅の生地同士は、手で押さえれば簡単にくっつきますので、まとめた生地を綺麗に慣らしたら、くるんとひっくり返して台の面を表にもってくれば出来上がりです。
大きな餅は特に、餅から出る湿気でとてもくっつきやすくなります。
餅の下に来る方の面にはたっぷり片栗粉を敷いておきましょう。
餅を返したら、ろくろを回すみたいに餅の側面に手を当てて、2・3回転させて綺麗な丸型に整えます。

今回は平日に作ったのでカメラマンがおらず、途中の写真が無いのが残念です・・・。
大きな餅のまとめ方については「カンタンお餅つき!! こし自慢で鏡餅♪ 4.餅がつきあがりました」にて写真つきでご紹介していますので、是非ご参照ください。

 
ひとつ目が出来上がりました
丸餅をたくさん作るよりカンタンかも・・・














  4.二つ目のお餅を作る前には・・・
 
続けて二つ目のお餅作りに入りますが、その前に一度全ての部品をはずして洗浄します。
というのも、一度蒸し作業を行った本体には結構な量の水がたまっており、また、餅をついた後には結構な量の餅生地が練り容器からはみ出してその他の部品にこびりついているからです。
ちゃんとしたお餅をつくには、面倒なことですが、一度きちんと本体と部品を洗った方が良いでしょう。

 
内部の受け皿には結構水がたまっています

面倒でも一度全ての部品を取り外し
丸洗いをした方がよいです







 5.二つ目に色餅をつきます
   
白餅と色餅をつくときには、必ず色餅を後回しにします。

さて、二つ目の赤いお餅をついていきます。
食紅を水で溶いて赤色の準備をします。
私は一般に売られている食紅小さじ1/8程度を小さじ1/4程度の水で溶いて赤色を作りました。

二回目のもち米の蒸し作業が終わったら、餅をつき始めますが、このときに色水を加えます。
私はほんのうっすらピンク色になる程度でよかったので、色水を小さじスプーンですくって2滴程度、控えめに垂らしたつもりだったのですが・・・
結構きついピンク色になってしまいました・・・。
色粉の色は完全に混ざるまでは幾分薄く感じます。
ほんのりピンク色を目指される場合は1滴づつ確認しながら色味を見ていかれるほうが良いでしょう。

残った色水は「寿」を書く際に使うのでラップをかけてとっておきます。

ところで、食紅を使うとなにもかもが赤く染まります。
取り扱いには十分注意しましょう。
ただ、餅つき機自体は全然被害を受けませんでした。
もっと赤色が染み付くのを覚悟していたので、コレはちょっと意外。

 
写真に写っているのは小さじのスプーンです
赤色はほんの少量用意すれば十分です






小さじスプーンの先をちょっとつけて
赤色をふたたらしした程度です
最初は幾分うすめに感じましたが・・・

 完全に混ざると結構きついピンク色です
食紅!!恐るべし!!!



 二つ目も完成です!




 6.「寿」をいれます
 
一升餅に書く文字には色々なパターンがあるようです。
紅白に分けた場合、紅餅に「寿」白餅に子供の名前を書く場合もあるようですが、うちではシンプルに白餅に「寿」を入れました。
実家の母は姪の一升餅を作ったときに習字用の筆に食紅をつけて文字を書いたと言っていましたが、ちょっとそれには抵抗があったので、お箸の先に食紅をつけて字入れをしました。

餅の表面についている片栗粉を刷毛で払ってから書いていきます。
結構にじむのでその分を考えながら大きめに書くほうが良いようです。

こういうことは主人の方が得意なので、おまかせしました。
一度細めに下書きをしてから
本書きをしたようです

何しろお箸に色水をつけて書いているので
ペンで書くようにはいきません
なんどもなんども色水をつけて
書き足していきました



完成です!
二度書き三度書きをしたようですが
上手にかけていると思います







 7.完成しました!
 
今回は餅を前日につきましたが、スケジュール的にはちょうど良かったように思います。
餅は適度に冷えていないと形が不安定で扱いづらいのですが、大きい餅は冷えるまでに結構時間がかかります。
かといって、時間がたちすぎていると表面にひび割れがきたり、切り分けるのに包丁が入らなかったりでこれまた不都合が出ます。

この翌日、無事次女は一升餅を背負うことができました。
およそ1.8キロの餅を背に、ハイハイして、転んで、起き上がって、つかまり立ちまでしていました。
たくましい人生をおくってくれそうです。

  
紅白のお餅の出来上がりです!
半紙に乗せて飾りました

手ぬぐいにくるんで斜め掛け
撮影用に寿が見えるようにしてありますが
実際にはきちんと布で包んで背負わせないと
かなり不安定です








ポイント&雑感

  • 一升餅にはいろんなパターンがあります。
    詳しくはこちらもご参照ください。 → 一升餅.com


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