2005年3月3日午後5時20分頃、女満別発羽田行き日本航空ジャパン(日本航空インターナショナルの前身)1184便エアバスA300が、羽田空港に着陸後、駐機場に向かう際に管制官の指示した誘導路を通過した。
乗員乗客150名は全員無事であった。
指定された経路を通り過ぎたため、管制官に停止を指示された後、次の指示で元の経路に戻り駐機場に到着した。
本件について日本航空は管制指示違反に該当する可能性があるとして国土交通省に報告したが、国土交通省は報告義務が生じる事例ではないとした。
日本航空は、同年1月22日に新千歳空港で発生した管制指示違反の事例で国土交通省から厳重注意を受けたばかりで、本件についても念のため報告を行ったものとみられる。