事故詳細

(事故No,19690624ja)

通称:日本航空モーゼスレイク墜落事故

 1969(昭和44)年6月24日、日本航空(日本航空インターナショナルの前身)コンベア880-22M(JA8028)がアメリカ・モーゼスレイクで訓練中(エンジン一発停止)、離陸直後に滑走路を逸脱して墜落炎上した。
 この事故で乗員5名のうち3名が死亡、2名が重傷を負った。
 事故機は、訓練生の操縦により離陸した直後、右に偏向しながら沈下し、教官が修正しようとしたが、そのまま墜落した。教官の修正操作の遅れが事故の原因とされたが、現在では、マイクロバーストに巻きこまれたことが事故の真因との指摘もなされている。

事故機の同型機
撮影:戸田保紀氏1966年羽田空港

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著者名書 名出版社刊行年頁 数
山本善明墜落の背景―日航機はなぜ落ちたか〈上〉講談社1999年173頁〜175頁
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