1966年(昭和41)年3月4日午後8時15分頃、英国領香港発羽田経由カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー行きカナダ太平洋航空(エア・カナダの前身)402便DC-8-43(CF-CPK)が、羽田空港に最終進入中、墜落した。
この事故で運航乗務員3名、客室乗務員7名(内日本人1名)、乗客62名、計72名のうち、運航乗務員3名、客室乗務員7名、乗客54名、計64名(内日本人5名)が死亡し、乗客8名が救出された。
事故当時、空港周辺は濃霧のため視界が悪く、事故機はGCA(Ground Control Approach)方式により進入中であった。着陸直前になって管制官の指示よりも高度が下がり始め、滑走路端から約850m地点の進入灯に右主脚を接触させた後、羽田空港護岸とC滑走路に激突し、激しく炎上した。進入の最終段階になって低高度となったのは、パイロットが早く滑走路を視認するために意図的に高度を下げたものと見られた。
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著者名 | 書 名 | 出版社 | 刊行年 | 頁 数 |
柳田邦男 | 新潮文庫 | 年 | 頁〜頁 |