規制緩和を受けて北海道の養鶏会社らが低運賃で北海道民が気軽に利用できる航空会社を目指して1996年11月14日に設立した新興航空会社である。1998年12月20日、新千歳−羽田を開設し、運航を開始した。フリートにはリースのボーイング767‐300ERを投入し、整備は日本航空に委託する形で運航を開始した。地元資本主導による航空会社の設立は初めてのことであり、東京一極集中解消を叫ぶ世相を反映したものであった。
しかし、激化の一途を辿る市場競争に加え、2001年9月11日に発生した米国同時多発テロにより、航空需要の落ちこみと航空保険料の高騰のあおりを受け経営状態は悪化し、2002年6月25日民事再生法による民事再生手続開始の申し立てを東京地裁に行った。その後、全日本空輸の全面的支援のもと、整備から営業まで広範な分野を全日本空輸との業務提携の形で経営の再建を目指し、2005年3月に経営再建を完了した。
これまでの使用機材