ダグラス社(吸収合併により現ボーイング社)が開発した4発レシプロ機である。ロッキード・コンステレーションとともにレシプロ旅客機の最高傑作と評されている。DC−4の機体を2メートル延長、エンジンの強化して与圧キャビンを実現した。原型の初飛行は1946年2月15日であり、翌1947年にユナイテッド航空で路線就航した。その後さらに機体をストレッチした貨物専用機A型と、その旅客型のB型(初飛行1951年2月)が開発された。国内では日本航空(日本航空インターナショナルの前身)が1969年までB型を運航していた。
スペック | B型 | 日本航空DC-6B 撮影:戸田保紀氏 1965年 羽田空港 |
全幅 | 32.2m | |
全長 | 35.8m | |
全高 | 8.6m | |
最大離陸重量 | 48500Kg | |
最大巡航速度 | 500Km/h | |
航続距離 | 6100Km | |
座席数 | 102席 | |
エンジン型式 | P&W R-2800CB-17 | |
エンジン推力 | 2500shp×4 |
〔海外(世界の航空事故総覧)〕