エアバスA320・A321

 エアバス・インダストリー社開発の短・中距離向け小型双発ジェット旅客機である。ボーイング737やマクダネル・ダグラスMD-80シリーズのマーケットに風穴をあけるべく1984年3月に開発が始まり、1987年2月22日に初飛行した。エアバス社初のナロウボディー機であり、これまでのノウハウがない分、フライ・バイ・ワイヤーシステムやサイドスティック式コントロールコラムの採用、コンピューターによって異常な操縦を防止するシステム(例:失速防止装置)やウインドシアに巻き込まれた際に最適な操縦法を実践するシステムなど、斬新な試みが至る所に施された点が特徴である。
 A321は、A320の胴体を6.9mストレッチし、200席クラスを実現した機体である。
 国内では全日空エアーニッポンが使用する。

スペックA320-100型A320-200型A321-100型
全日空エアバスA320-200
全幅34.1m34.1m
全長37.6m44.5m
全高11.8m11.8m
最大離陸重量67000Kg80000Kg
巡航速度830Km/h830Km/h
航続距離3040Km3040Km
エンジン型式V2500-A1V2500-A1V2530-A5
CFM56-5A3CFM56-5A1 

関連事件事故

〔海外(世界の航空事故総覧)〕

エアバスA320・A321

(C)1997-2009 外山智士

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