キャンプに行ったインプレッションなどのサイト 強酸性水 強アルカリ水キャンプレポート


キャンプ

スキー

登山

BMW

ヴェルファイア

 

 

水銀灯省エネ

器具一体式LED

水銀灯LED

通販サイト

強酸性水

オイル添加剤

強アルカリ水

 

パワーグリーン

2012年、仲人のご夫婦にプレゼントを買いに、(ご夫婦が山登りをするので・・・)モンベルへ行き、プレゼントを探していた所、無料で持ち帰れる北アルプスの地図が置いてあった。何気に見ていると楽しくなり、家に持ち帰って、ず〜と眺めていた。元々、山は好きだけど、上高地を歩いたり、友人と普段装備で湯俣温泉や本沢温泉まで行くと言うレベルで、お遊び・・・ハイキングだった。
それが、この地図を見てから無性に山へ行ってみたいという思いが強まり、先ずは本屋さんで山グッズの本、山歩きの本を購入し読み更けた。先ずは登山靴を購入しなければ何も始まらない気がして、調べつくし、遂にスポルティバのトランゴS EVO GTXと言うモデルに絞り込む事ができたが、価格も4万円越え+インソールを合わせると5万円と言う価格に、本当に山に登れるのか?直ぐに飽きたり嫌になったりしないかを考えた・・・。
でも気か付けば・・・1012年10月半ばに購入してしまい、もう止める訳にはいかなくなった(笑)
近所の友人達にスポルティバをお披露目するも、何て持ったいない買い物をするのかと、後になって聞けば、当時は馬鹿な買い物に半ば呆れていたと言う事だった(笑)
(今は、その友人達と共に山へ行っているのだが)
さて、靴の次は・・・と言うよりも、最低限必要なもの
@靴(2012/10購入済み)
Aザック(2013/5月購入グレゴリー40L)
Bポール
C合羽
それ以外にも必要な物は幾つもあるのだが、最低限上記のアイテムを買わないといけない
靴を買って8ヵ月後に、ようやく近くの山に初山行(笑)・・友人達はこの8ヶ月を、靴の熟成期間と呼んでいる(笑)
そして、念願の北アルプス槍ヶ岳へ7月の海の日に決行する事になった。
山登り2回目である・・・友人たちは本気にしていなかったが、行ったと分るととても心配してくれた。

7/13日 槍ヶ岳へ

天気予報では曇か雨の予報だけど、とにかく大阪を独りで出発し20分後に家に戻る
⇒何と靴を忘れたのだ・・・大丈夫か俺?
気を取り直して上高地へ出発!アカンダナ駐車場に3時過ぎに到着し、駐車場で仮眠をしようと思うと、駐車場のゲートが4時まで開かない事を知る、既に何台もの車が列を作って並んでいる最後列に着きシートを倒して仮眠しようとするが寝れない。
ようやくゲートが開いて車を止め、山行の準備に取り掛かるが、慣れていないので時間が掛かる。
始発の上高地行きバスを乗り過ごし、臨時の次のバスに乗る。上高地に到着すると、雨が降っている!先ずは先ずは・・・そうだ登山届けを提出しなければと言う事で、登山届け用紙を手に取り書き込もうとするが、早く出発したい気持ちがはやり、綺麗な字がかけない・・・書く事も多く、勉強になった。次回からは家で書き込んで持参しよう!次にトイレ!混雑していて、これもまた早く出発したいのに我慢のひと時!(後で考えると、河童橋横のトイレなら空いていた)いきなりの合羽を着ていよいよ出発!果たして私の体力と足は何処まで行けるのだろうか?目標は槍ヶ岳山荘である・・・

先ずは明神池付近に到着!あれ、なんだか足の関節が痛い(+_+)
ここは槍ヶ岳の入り口、ここで先を心配するのが論外だわ・・・と思いつつ次のポイント徳沢へ向かう。雨が降ったり止んだりだけど、だんだん足も軽くなってきて良かったぁ〜次は横尾に到着!雨が強くなってきて合羽のフードをかぶっていなかった事に後悔する!汗か雨水か分らないけど、下着が濡れてきている。横尾では、上高地まで10km 槍ヶ岳まで10kmと中間地点だ!!!
でも時間で見ると、まだまだこれからなんだよな・・・横尾までは人が多かったけど、ここから前後の人が誰もいなくなって、独り歩き続けるが、初心者なので誰も居ないと心配になる。道間違ってないかな?とか、熊が出ないよなぁ〜とか(笑)。歩き続けていると何処ともなく人が前後に出てきて安心する。槍沢ロッジにお昼前に到着した。体が重く、これは槍沢で宿泊か?と弱い自分が顔を出すが、先ずはカレーを食べて、濡れたシャツを着替えると急に体が軽くなった。特にシャツを着替えたら生き返った感じで、濡れてるのは体力気力を奪うのだと実感した。
水を補給して、ポカリスエットのニセモノ(笑)の粉を入れる。(この山行でこの味が嫌いになり、体が受け付けなくなった・・・偽者が悪かったのかもしれないが、今はお茶か水にしている)
体力回復しても雨は降り続き、標高が上がると風も出てきた。バハのキャンプ場を過ぎて延々と歩くと行き先の遥か向こうの山肌に人の点々が小さく見える。うわ〜遠いなぁ〜、でもあそこも未だ槍までの途中でゴールではないんだなぁ〜と厳しさを感じる。途中から雪渓が出てきた。何と1週間前に好日山荘で急遽購入した軽アイゼン6本爪(笑)・・・1週間前に、アイゼンが必要と分った低レベルな俺でした(汗)アイゼンを装着し、ゆっくりと登り続けるも風が強くなり体力を奪っていく。段々と歩行ペースも下がり、牛歩以下になる。本当に山頂まで(いや殺生ヒュッテまででも)行けるのだろうか?小さなくの字を折り返し続け、何処までも続きそうな道、気持ちが折れそうな自分を励まし歩いては休憩し、休憩しては歩いた。後ろから来る人も同じようなペースで、自分がとても遅いにも関わらず追い付いて来ないので、安心する(俺が遅いのではなく、このようなペースで良いのだと)そのような勝手な前向きな思い込みをしながら強風と雨に叩かれ、何故山に登っているのか?と言う有りがちな問題を考える。途中雪が無い部分と雪の部分が交差し、アイゼンを外すのも面倒だが、岩を傷めたり、アイゼンと石のすれる音が気持ち悪いので、外しては付けてを何度かしていると、どうやら殺生ヒュッテらしき物が遠くに見えた。近くに人にアレが殺生ヒュッテですか?と確認し、そうだと分った瞬間の嬉しさは今でも覚えている(何とか体力的にも時間的にも辿り着く事が出来そうだ)。
そこから体も少し軽くなり、いよいよ殺生ヒュッテに到着した。16時半を回っていたと思う。
さて、どうするか?殺生ヒュッテに泊まるか、槍まで登るか・・・・?
今思えば、ここで泊まるのが今の状況から考えるとベストの選択肢だったのだが、その時は、登る事を選択してしまった。時間的にも体力的にも天候から考えても止めておくべきだったと思う。
ここから槍までの数十分は地獄だった。体力も限界に近く、酸素も薄い・・・1歩足を進める度に休憩したくなる弱い自分と戦う事になる。何とか10歩進んでは1分立ち止まりの繰り返しである。風で吹き飛ばされそうで、屈み込む事も何度か・・・。また時間も17時を回り、山小屋の人に怒られるのではないか?とか心配する。山小屋に泊まるのは初めてなので、山小屋のオヤジが怖いイメージを持っていた。山荘まで後500m 400m 300m と嬉しいような嬉しくないような表示がある。200m 100mで、次は到着かと思えば50mだった(笑)。もう直ぐ其処に山荘がぁぁぁ〜だけど1歩がとても苦しい。いよいよ倒れこむように山荘に到着した。17時30分頃だったと思う。「遅い時間に済みません、宿泊お願いします・・・」山小屋のオヤジに「なんでこんな時間に到着するんだ、山を舐めてるのか!馬鹿野郎、お前みたいな奴がいるから遭難者が出たりヘリ要請があったりするんだぞ!自分のレベルに合わせた山を選びやがれ!」とは言われず、お疲れ様と女性が微笑みかけてくれて、マジで安心した(笑)。

つづく

 

 

 


キャンプのトップ

潟pワーグリーン・ジャパン 〒573-1111 大阪府枚方市楠葉朝日1丁目5-2
TEL:072-894-8615 FAX072-894-8616 電解還元水の輸出220V日本製
Copyright 2010 POWER GREEN・JAPANAll rights reserved.c

パワーグリーン