建築工程4 外壁・外構
壁はサイディングと言って、セメントのようなものに着色してある板を打ち付ける方式です。
セメントと砂を混ぜて塗るモルタルと吹き付けより早くできますが・・・

外壁はまず、防風シートまたは透湿シート、この家ではツユガードという商品名のものを周りにはります。これは水や空気を通さず水蒸気は通す というものらしいです。スキーウェアのゴアテックスのようですね。モルタル(セメントと砂をまぜたもの)塗りの場合は代わりにアスファルト シートを使い、その上にラス金網をタッカー止めして下塗りして・・・となるらしいですが、この家はサイディングなので、胴縁を打ち付けます こうすると外壁と内壁との間に通気層ができて壁内を乾燥しやすいのでこれを外壁通気工法といいます。 しかし、この工法には、そもそも結露しないことが必要で、通気は防露には役立たないどころか有害という説もありインターネット上でもホットな 論争があるようで、例によって後述します。 サイディングはこの家で使っているのは旭硝子製の「ほんばん」といいますが、もう一社ニチハというのが大手らしいです。もちろんホームページ で調べたのですが、その旭硝子のホームページに、shockwaveで色の組み合わせを試してみるページがあり、これをつかって決めました。 ただ、選べる範囲が決まっていたので(当然予算のためです)、これといったものにはなりませんでした。まあ仕方ないでしょう。
ドアも 断熱ドア といって内部に断熱材が入りガラス部分も二重です。住宅関係の雑誌を見ているとこのドアというのは大切なポイントらしく外国製の ものでは100万円以上、なかには200万円もするものもあるらしいですが、この家のは全くそういうものではありません。 それでも今までのアパートについていたのと違うのは、戸建て用のはガラス部分が大きく、玄関内が明るいことです。なるべくガラスが 少ないのを選んだのですが、それでものぞき穴が一つついたアパートのものと勝手がちがって最初とまどいました。
そういえば、昔の家の戸って木の建具にガラスをはめた引き違い戸でしたね。鍵がネジのようなので。いつからドアになったんでしょうか。 都会では以前からなのでしょうか。最近まで家について関心がなかったので改めて見てみると、いろんなことが新鮮に思えます。
ほとんどできあがってきました。あと、掃き出しの上のシャッター式雨戸、外構のフェンスができてません。 なんか、和風なのか洋風なのかよくわからないというか、なんともいえない家になっていますが、この周囲の 家もだいたい似たような感じなのでそう違和感はありません。私だけそう思っているのかもしれませんが。 なお、周囲がひろびろした感じのするのは、まだ分譲地が売れずに残っているからです。全部立ったときには 正面からしか見えなくなります。

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