となりに家が建ちました・・・98年冬

我が家ができてから半年ほど空いてい
たお隣に、家が建ち始めました。
同じ工務店が、ほとんど同じ作り方で
つくっているようなので、自分の
家のときに、よく見ていなかった分
を見たくて、つい観察してしまいます。
となりに家が建つのは、まあしかたないんですが
せっかく側面の見栄えも考えたのに、見えなくなるのが
ちょっと残念です
そのかわり、となりに家が建つと台風の風には少
し安心です。というのも、確か9月27日だったか
関西に台風が上陸してかなり強い風が吹きました。
幸い特に被害はなく雨漏りもしませんでしたが、近くの
道路で倒木や看板が倒れたり、トタン板がとれているのを
みかけて、ものが飛んできてガラスにあたる
と怖いなぁとおもったのです。
水盛遣り方をたてて、根切りしたところまでは見て
ましたが、割栗石とかは昼間に入れて、すぐに捨て
コンを打つので押し固めぐあいとかを見たいのですが、
自分の仕事でいないので見られません
しかし、基礎のコンクリートの型枠をはずすの
が早いですね。2日しか置いてないような
気がしたんですが・・うちのもそうかな?
まっとにかく基礎ができて土台を敷いています
土台は「ザイエンス」が防腐処理したベイツガ
でした。 あれ? うちのはヒノキだときいたけど
そのときは確認していないし、もしかすると、うちも
ベイツガ? まあいいけど。いろいろ気になります。
床の断熱材が違っていました。
我が家のは「ノダ」の床用グラスウールUB42Yという
32K相当の厚さ42ミリで幅240ミリくらいのを大引きの下に板を
つけて入れてましたが、こちらでは「カネライトフォーム」
というポリスチレンフォーム1種の25ミリ厚を使っています
厚みはうちのほうがありますが、施工性からいうとこっちの
発泡系のボードのほうが落ちにくそうで、隙間も少ないし
いいですね。わりと丁寧に入れているようです。
まあ、どちらを使っても公庫のW地域の基準は満たしているん
ですが、私は最近高断熱の家に興味があるので、もっと厚い
板にあこがれます。
2つめにうちと違う感じがしたのは、この玄関部分です
写真が不鮮明でわかりにくいと思うのですが、玄関の
両側に3寸5分(105ミリ角)の柱がついています。
すぐ外側に同じ柱があるにも関わらず5センチあけて
さらにもう1本使うという、なんかすごく贅沢な使い方
のような気がするんですが、理由はわかりません。
あと和室があるようで、紙を巻いて養生した柱が
あります。 たぶん無節か上小節の檜なんでしょうねえ
例によって建前は1日で終わって、朝は土台までなのが
夕方帰ってくると写真のようにHPパネルが入って家の形
になってました。 どうやら外観は我が家とかなりよく
にているようです。正面向かって右のベランダがまったく
おなじ配置なので、ひょっとすると工務店の図面書く人が
うちのをもとにして書いたのかな?
2階床梁は、うちのと同じようにプレカット材を
羽子板金物で接合しているようですが、やっばり
垂直方向にはとくに接合金物はないようです。
設計の人が細かいのか、よくわからないのですが、
梁成(縦方向の幅)が梁間に応じてこまめに変えてあります

ところで、最近うちの羽子板金物のボルトとか、火打ち梁
のボルトが小屋裏にあがるとほとんど全部ゆるんでいます
たぶん材が乾燥して縮んだためだと思うのですが、やはり
家はある程度ゆっくり建てないとだめみたいですね。

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