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久津八幡宮(くづはちまんぐう)

鎮座地 岐阜県下呂市萩原町上呂2345-1


久津八幡宮拝殿
久津八幡宮拝殿


久津八幡宮本殿
久津八幡宮本殿



創建は1600年ほど前とされる。1412年(応永19)再建の本殿は、1581年(天正9)再建の拝殿とともに国の重要文化財で、中世の建築様式を今に伝えている。本殿南側の妻[つま]に施された「鳴いたウグイス」や、拝殿軒の「水呼ぶ鯉」の彫刻も必見。また境内の夫婦スギは樹齢1200年で国の天然記念物だ。
本殿南側の妻(つま)蛙股の「鳴いたウグイス」        拝殿軒の「水呼ぶ鯉」と矢


国の天然記念物夫婦スギ(樹齢1200年)


神社啓示の由緒記をそのまま載せました。
JR高山線と国道41号線沿いをひた走りに北に向かっていると、温泉で有名な下呂市に入る。
その萩原町に目的の「久津八幡宮」がある。
飛騨は匠の里である。
色々な伝説があるが、ここのは本殿に蛙股のほられた鶯が鳴いたという。
これはお参りしなければと、やって来た。
境内は大変綺麗に清掃されている。
神社の駐車場に着いて直ぐ驚いたのは、神社の目の前をJRの電車が轟音を立てて通り過ぎたことである。
境内に一番手前に拝殿があるが、一段上がったところにも拝殿形式の建物があるが銅板葺きの屋根でこけら葺きとなると手前の舞殿形式の建物が拝殿であるようだ。
   久津八幡宮拝殿

この拝殿の軒口には、飛騨の匠が作った「水を呼ぶ鯉」と「矢」がある。
もし火事に見舞われる危険が迫ったときに、この鯉が水を呼ぶのであろうか、矢はどの様な意味があるのだろうか。
左右に一対の木組みによって作られた「鯉と矢」ある。
そうして、本殿向かって左には、樹齢1200年という夫婦杉の巨木が悠然と聳えている。
平成18年8月22日



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