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大山祇(おおやまづみ)神社

鎮座地  愛媛県越智郡大三島町大字宮浦3327
 

大山祇神社

大山祇神社境内
 正面に天然記念物 乎知命(おちのみこと)
御手植の楠(樹齢2600年)があります。

神社略記

大山祇神社

大山祇神社拝殿
平成10年12月3日時間が空いたこともあり、何となく1週間ほど前に見ていた地図の事を思い出し、
家を昼に出発新大阪から三原駅に駅前の三原港から高速艇で大三島井口港に着きました。
所要時間4時間余りで着いたのには驚き。
来年には本州四国連絡橋が総て開通して観光客で賑わうことでしょう。しかし、本当に良いのかどうか?
神社の前の旅館に泊まり明日早くゆっくりと参拝するとして、今日はもう日も暮れるので、いつものようにこの付近を探索と食事までぶらり散歩と決めました。
神社は、井口港との反対側の西側の宮浦港近くにあり、宮浦港から参道が神社に向かってあります。
昔は栄えたであろう門前町があります。途中文具屋により色々と話を聞いたのですが、今は年寄りばかりの島で、高校もあるのだが卒業すると皆都会に行くとのこと、この4年誰一人として島に残った卒業生は居ないとのことでした。
これが日本の現状なのかもしれません。
4日朝食を食べ神社に参拝、朝の神社は素晴らしいです。特にこの大山祇神社は、掃き清められた境内は見事と言うほか無いくらいでした。
境内には楠の大木があり、まるで神々のトルソがあるかの如くです。伊予一の宮であり、三島水軍発祥の地であり日本の中世史にはこの神社を中心に三島水軍が活躍したのでしょう。
宝物館には幾多の甲冑、刀類でしめられそれらの総てが文化財なのには驚きです。
御本殿は豪壮な流れ作りですが、旧官弊社の画一的な拝殿にはなじめないものが私にはありました。
しかし、巨大楠木の群生には驚かせ、その存在感は下手な彫刻を見るより素晴らしいものかありました。
 
 

然記念物 「能因法師 雨乞いの楠」 日本最古の楠(樹齢3000年)


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