今様は、平安時代 終り頃から流行した歌謡で「今、はやりの歌」という意味です。
今様家元石原さつきさんの歌に合わせて日本今様謌舞楽会の皆様が優雅な演奏と舞を披露してくれました。
『今様歌合わせ』では、平安装束に身を包んだ歌人が左方右方に分かれ、詠題 "夕すずみ" に合わせ
七五調 四節の今様を詠み、優劣を競いました。判定は持(引き分け)とされ、それぞれに舞がつけられ、
大きな拍手を頂きました。会場からも飛び入りで3名が歌を詠んでくれました。
狩衣と白拍子の着付けもあり、平安時代の風雅な雰囲気を存分に感じて頂きました。
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