滋賀県長浜市より冨田人形共遊団の皆様に人形浄瑠璃を上演して頂きました。
まずは 寿式三番叟 -鈴の段-
賑やかな囃子と共に天下泰平 五穀豊穣を願う舞ですが、
飛んだり跳ねたりで疲れ果て、ゼェゼェハァハァと悪戦苦闘しながらも最後まで踊りきるユーモラスな舞でした。
次は 傾城阿波鳴門 -巡礼歌の段-
「ととさんの名は十郎兵衛、かかさんはお弓と申します」 の一節で有名な母娘 お弓とお鶴の再開と別れの場面です。
親子の深い絆を描きながら、悲しい最後を迎える 涙あふれる物語でした。
人形の解説や、人形とのふれあいも有り、皆様に大変喜んで頂きました。
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