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今月の法話
 
 
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 今月の法話 
散る紅葉

「うらをみせ おもてもみせて ちるもみぢ」と良寛さんが詠んでおられます。
良寛さんは禅宗のお坊さんです。
晩年はお念仏を慶ばれました。
「良寛に辞世あるかと人問はば 南無阿弥陀仏というと答へよ」
と詠んでいられます。
良寛さんは70を過ぎて寝たきりに成りました。
一緒に暮らす貞心尼さんに、下の世話まで面倒をみてもらうようになりました。
そんな生活を素直に認めて、「紅葉がはらはらと散るように、なんの隠し事もなく、死んでいきます」とこの歌を詠まれました。
ここにはお任せの心が読み取れます。
私は良寛さんのように素直な心に成れるでしょうか。
私にはとても無理です。
親鸞聖人はどうでしょう。
聖人は「佛かねてしろしめして煩悩具足の凡夫とおおせられたることなれば・・・」と阿弥陀様がそんなことは先刻承知で私をお救い下さると喜んでおられます。
私も喜ばせていただきます。
南無阿弥陀仏、なんまんだぶつ・・・―住職より―

   
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