本エディタの初期環境では、下記の外部コマンドが登録されています。これらの大半は、 メニューバーの「ツール」内に割り当てられています。なお、これらは、各ユーザーの 用途に応じて、任意にカスタマイズできます。初期環境は、あくまで参考です。
コマンド名 | 属性 | 実行コマンド |
---|---|---|
ファイル一覧(dir) | -C041SR | dir /o:n |
選択部を昇順ソート | -C120SR | sort |
選択部を降順ソート | -C120SR | sort /r |
選択部を逆順に並替 | -D120SR | $t\RevLines |
選択部先頭に連番付加 | -D120SR | $t\SeqNo "(%d) " |
選択部末尾に連番付加 | -D120SR | $t\SeqNo "%p%d" |
選択部を関連で開く | -T000SR | $s |
強調部を関連で開く | -T000SR | $u |
選択コマンドを実行 | -A000SR | $s |
現カーソル行を実行 | -A000SR | $l |
現 HTML をブラウズ | -D000SR | "%ProgramFiles%\Internet Explorer\iexplore.exe" "$p" |
Internet Explorer | -D000SR | "%ProgramFiles%\Internet Explorer\iexplore.exe" |
Wikipedia 百科事典 | -T000SR | http://ja.wikipedia.org/wiki/$[$s] |
Google 検索 | -T000SR | http://google.com/search?q=$[$s] |
Weblio 英語辞書 | -T000SR | http://ejje.weblio.jp/content/$[$s] |
Weblio 類語辞書 | -T000SR | http://thesaurus.weblio.jp/content/$[$s] |
Weblio 反対語辞書 | -T000SR | http://thesaurus.weblio.jp/antonym/content/$[$s] |
連想類語辞典 | -T000SR | http://renso-ruigo.com/word/$[$s] |
Yahoo! 辞書 | -T000SR | http://dic.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=$[$s]&stype=full&fr=dic |
エクスプローラ | -D000SR | %SystemRoot%\explorer.exe /e,"$d" |
電卓 | -D000SR | %SystemRoot%\system32\calc.exe |
コマンドプロンプト | -D000SR | %ComSpec% |
Cコンパイル | -D241EL | "D:\Programs\MinGW\bin\gcc" "$p" |
この内容は、"XcmdList.ctx" という名前の テキストファイルに格納されています。 外部コマンドの登録内容の変更は、このテキストファイルの編集で行ないます。 このテキストファイルの編集ウィンドウは、次の操作で表示されます。
(1) | 「外部プログラムの実行」ダイアログボックスを開く。 |
(2) | その中の「実行コマンド」コンボボックスの右側にある「<」ボタンを押す。 |
(3) | 「外部コマンドの入力リスト」が表示されるので、その中の「編集」ボタンを押す。 |
次に、各外部コマンドについて、説明します。
カレントディレクトリーのファイル一覧を、別の編集ウィンドウに表示します。 この実行には、DOSコマンドの dir という内部コマンドを使っています。
選択範囲の各行を昇順/降順に並べ替えます。この選択範囲は、文字範囲、行範囲、 矩形範囲のどれでも構いませんが、この並べ替えは、各行単位になります。ちなみに、 矩形範囲の場合、その矩形内の各行の選択部分がその単位になります。 なお、この実行には、DOSコマンドの sort を使っています。
選択範囲の各行を逆順に並べ替えます。この選択範囲については、上記と同様です。 この実行には、本エディタの外部ツールとして登録されている RevLines という プログラムを使っています。このソースプログラムは、 参考のために公開されています。また、「外部ツールの作成方法」でも説明します。
選択範囲の各行の先頭/末尾に連番を付加します。この選択範囲については、 上記と同様です。この連番の書式は、いろいろと変更できますが、ここでは、 とりあえず、先頭部は括弧付きの連番に、末尾部は数字だけの連番になっています。 この外部プログラムの実行には、本エディタの外部ツールとして登録されている SeqNo と いうプログラムを使っています。このソースプログラムは、 参考のために公開されています。このソースの最初のコメント部に、このコマンド仕様の 説明があります。これを見れば、連番の書式の変更の仕方が分かります。
このコマンドを実行すると、現カーソル行の選択範囲の文字列のタイプに応じた
プログラムが実行されます。例えば、現カーソル行にあるファイル名の部分の
文字列を選択して、このコマンドを実行すると、その拡張子に関連付けられた
プログラムが起動されます。また、
http:// で始まるURLの場合は、Web ブラウザーが起動されます。
mailto: で始まる場合は、メールソフトが起動されます。
なお、このコマンドの対象になるのは、選択範囲が何行あっても、あくまで、
現カーソル行の選択範囲だけで、それには改行コードは含まれません。
このコマンドを実行すると、現カーソル位置にある「構文カラー強調表示」部のタイプに応じたプログラムが実行されます。
例えば、http:// で始まるURLがカラー強調表示されている場合、
そこにカーソルを移動して、このコマンドを実行すると、Web ブラウザーが起動されます。
また、mailto: で始まる部分の場合、メールソフトが起動されます。
ちなみに、このコマンドの実行を、例えば、Alt+左ダブルクリックに割り当てて
おくと、URLの強調部を、Alt+左ダブルクリックするだけで、Web ブラウザーが
起動されて、そのホームページが表示されます。
このコマンドを実行すると、現カーソル行の選択範囲の文字列がコマンドとして
実行されます。例えば、現カーソル行にある「explorer.exe」というの部分の
文字列を選択して、このコマンドを実行すると、Windows エクスプローラが
起動されます。
なお、このコマンドの対象になるのは、選択範囲が何行あっても、あくまで、
現カーソル行の選択範囲だけで、それには改行コードは含まれません。
このコマンドを実行すると、現カーソル行の行頭から改行コード直前までの
文字列が、コマンドとして実行されます。例えば、現カーソル行に
という文字列がある時に、このコマンドを実行すると、インターネット エクスプローラが
起動されます。なお、ここでは、「Program Files」の途中に空白があるので、
二重引用符で囲んでいます。
このコマンドを実行すると、Internet Explorer が起動されて、現編集ファイルの 内容が表示されます。HTML ファイルを編集中に、それが実際にどのような画面表示に なるかを確認する時に便利です。
このコマンドを実行すると、Internet Explorer が起動されます。
このコマンドを実行すると、Wikipedia 百科事典のホームページが開かれます。 その際、選択範囲があると、現カーソル行の選択範囲の文字列の項目が引かれます。
このコマンドを実行すると、Google 検索のホームページが開かれます。 その際、選択範囲があると、現カーソル行の選択範囲の文字列が検索されます。
このコマンドを実行すると、Weblio 英語辞書(英和・和英)のホームページで、 選択範囲の語句が検索されて、その結果が表示されます。
このコマンドを実行すると、Weblio 類語辞書のホームページで、 選択範囲の語句が検索されて、その結果が表示されます。
このコマンドを実行すると、Weblio 反対語辞書のホームページで、 選択範囲の語句が検索されて、その結果が表示されます。
このコマンドを実行すると、連想類語辞典のホームページで、 選択範囲の語句が検索されて、その結果が表示されます。
このコマンドを実行すると、Yahoo! 辞書のホームページで、 選択範囲の語句が検索されて、その結果が表示されます。
このコマンドを実行すると、エクスプローラが起動されて、現編集ファイルの フォルダ内のファイル一覧が表示されます。
このコマンドを実行すると、電卓が表示されます。
このコマンドを実行すると、コマンドプロンプトのウィンドウが表示されます。
このコマンドを実行すると、現編集ファイルが、MinGW のCコンパイラで コンパイルされます。なお、これはあくまで、 MinGW が、D:\Programs\MinGW にインストールされている場合の参考例です。