環境設定: ファイルの保存


●デフォールト指定
・改行コード

 編集テキスト内には、CR+LF, LF, CR の3種類の改行コードが混在できますが、 各改行コードを、どのように変換して(あるいは変換しないで)保存するのかを、 次の選択肢から選べるようになっています。

 なお、この指定は、「名前を付けて保存」の ダイアログボックス内の「改行コード」の指定のデフォールトになります。

・Unicode 系の場合、BOM を付ける

 編集テキストを、Unicode 系の文字コード( UTF-16(LE), UTF-16(BE), UTF-8 )で 保存する場合、BOM (Byte Order Mark) を付けるか否かを、 このチェックボックスの ON/OFF で指定します。

 なお、この指定は、「名前を付けて保存」の ダイアログボックスで、Unicode 系の文字コードが選択された場合、 「BOM を付加」の指定のデフォールトになります。

●無変更等の編集テキストを保存する場合

 編集テキストが、変更されていない時(無修正の時)など、 一般に保存が必要でないと思われる時に、 「保存」が起動された場合、どのように動作するのかを、 次の選択肢から選べるようになっています。

●不正文字コードの扱い
 編集ファイルを書き込む際に、不正な文字コードを検出した場合、どのように扱うかを ここで設定します。
・不正コードの代替文字
 このチェックボックスを OFF にしておくと、不正文字コードは、 ユニコード系への変換の場合、U+FFFD に代替され、 それ以外への変換の場合、ASCII の DEL (0x7F) に代替されます。 一方、これを ON にしておくと、 ここの文字入力ボックスに設定されている1字に代替されます。 なお、ここで設定できるのは、ASCII 文字だけです。 文字入力ボックスが空の場合、「?」に設定されます。
≪補説≫
 不正文字コードがあった時、それを知らせるメッセージを表示するか否かの指定は、 ファイルの読み込みと書き込みで別々にあるのではなく、両者共通になっています。