環境設定: 拡張子の関連付け ≪共通≫

 ここでは、本テキストエディタ( Epsaly.exe )、または、本環境設定プログラム ( EpsSetEnv.exe ) への「ファイル拡張子の関連付け」を行ないます。 ( ⇒参考
●ファイル拡張子の関連付け リスト

 このリストには、環境設定に登録されている各拡張子の関連付けの状況が 表示されます。このリスト内の各列は、次のようになります。

 「拡張子」列には、各拡張子の名前が表示されます。

 「登録」列には、次の漢字1字が表示されます。これは、各拡張子の関連付けが、 実際にレジストリーにどのように登録されているのかを示します。

表示意 味
未登録
他のアプリへ関連付け
本エディタのキーで他のアプリへ関連付け
本エディタの異版へ関連付け
本エディタの正版へ関連付け

 「ファイルの種類」列には、各拡張子に対応するファイルの種類が表示されます。 これは、エクスプローラのファイル一覧内の「ファイルの種類」に表示される 文字列と同じです。

 このリストの各列のヘッダー部をクリックすると、一覧内容は、その昇順または降順に ソートされます。この順は、各クリックごとに、交互に切り換ります。

 このリスト内の任意の行をクリックすると、その行が選択状態になります。 これが、現設定対象になります。

 なお、以降の説明では、簡単のために、このリストのことを「関連付けリスト」と 呼ぶことにします。

●「拡張子」入力ボックス

 ここには、関連付けリスト内で選択されている拡張子の名前が表示されます。 これを変更すると、当リスト内に反映されます。

●「ファイルの種類」入力ボックス

 ここには、関連付けリスト内で選択されている拡張子のファイルの種類が表示されます。 これを変更すると、当リスト内に反映されます。

●「コマンド引数」入力ボックス

 ここには、関連付けリスト内で選択されている拡張子に関連付けられた プログラムを実行する時のコマンド引数を設定します。( ⇒参照

 関連付けられたプログラムの起動コマンドに、このコマンド引数の文字列が 使われる時、この文字列内の %1 という表記は、その対象ファイルのフルパス名に 置き換えられます。そのフルパス名内に、空白コードが含まれていると、 各引数の区切りが不明確になるので、%1 の表記は、必ず二重引用符で囲って、 "%1" としておく必要があります。

●「環境設定用」チェックボックス

 このチェックボックスが OFF の時には、関連付けリスト内で選択されている 拡張子に関連付けられるプログラムは、本テキストエディタ( Epsaly.exe )になりますが、 これが ON の時には、本環境設定プログラム( EpsSetEnv.exe )になります。

 通常、このチェックボックスは OFF にしておきますが、本環境設定ファイルの 拡張子 env に、本環境設定プログラムを関連付ける場合には、これを ON にします。

●「アイコン参照ファイル」表示ボックス

 ここには、関連付けリスト内で選択されている拡張子に対応するアイコンが 格納されているファイルのフルパス名が表示されます。

●「参照」ボタン

 このボタンを押すと、関連付けリスト内で選択されている拡張子に対応する アイコンが格納されているファイルを選ぶためのダイアログボックスが表示されます。 このダイアログボックスで、希望のアイコンファイルを選ぶと、 そのフルパス名が、「アイコン参照ファイル」表示ボックスに 表示されます。また、そのファイル内に格納されている全アイコンのイメージが、 「現在のアイコン」リストに表示されます。
 ちなみに、本エディタがインストールされている フォルダ内の "Icons" というサブフォルダ内には、 各種のアイコンが登録されています。

●「現在のアイコン」リスト

 ここには、「アイコン参照ファイル」表示ボックスに表示されているファイル内に 格納されている全アイコンのイメージが表示されます。この中の1つのイメージは、 ハイライト状態(選択状態)になっています。それが、関連付けリスト内で 選択されている行の拡張子に対応するアイコンとして使われます。 ハイライトのイメージを切り換えるには、そのイメージをマウスでクリックします。

●「追加」ボタン

 このボタンを押すと、関連付けリスト内に新規に拡張子が追加されます。この後、 この拡張子の名前、ファイルの種類、コマンド引数、アイコンを、設定する必要が あります。

●「削除」ボタン

 関連付けリスト内で選択されている拡張子を削除するには、このボタンを 押します。すると、その確認のためのメッセージボックスが表示されます。 それに応じて、その削除の実行、または、キャンセルを行ないます。 なお、削除を実行する場合、その拡張子の関連付けがレジストリーに登録されていると、 その登録も抹消するのか、あるいは、その登録は抹消しないで、関連付けリスト内 だけから削除するのかが、それぞれ、「はい」と「いいえ」の応答で選べます。

●「再構成」ボタン

 関連付けリストの内容を、実際のレジストリーの登録内容を基に再構成するか、 または、元の環境設定データファイルの内容に戻す時に、このボタンを押します。 すると、その確認のメッセージボックスが表示されるので、それに応答すれば、 実行されます。

 なお、いずれの場合でも、レジストリーへの書き込みは行なわれません。ただ、 前者の場合、レジストリーの読み出しに若干時間がかかることがあります。

●「登録更新」ボタン

 関連付けリストに拡張子が登録されていても、それが実際にレジストリーに 登録されていなければ、その効果はありません。レジストリーへの登録を 行なうには、このボタンを押します。すると、その確認のメッセージボックスが 表示されるので、それに「はい」で応答すれば、実行されます。

《 注意 》

Windows Vista 以降では、セキュリティが強化されているため、本環境設定で、 拡張子の関連付けをレジストリーに登録するには、次のようにする必要があります。 (単に「登録更新」ボタンを押すだけでは、失敗します。)

(1)本エディタから起動した環境設定は、終了させておきます。
(2)エクスプローラを(スタートメニューのアクセサリ等から) 起動して、本エディタがインストールされているフォルダ内のファイル一覧を表示します。
(3)そこに、本環境設定のプログラム EpsSetEnv.exe があるので、 それを右クリックして、コンテキストメニューを表示し、その中の「管理者として実行」を選びます。
(4)Windows Vista の場合、「認識できないプログラムがこのコンピュータにアクセスを 要求しています」と表示されます。ここで了承して頂けるなら、「許可」をクリックします。 Windows 7 の場合は、少し違いますが、同様です。
(5)本環境設定の画面が表示されるので、あとは通常通りです。 つまり、設定対象内の「外部インターフェイス」下の「拡張子の関連付け」を選んで、 右側の画面を「ファイル拡張子の関連付け」にして、その右下にある「登録更新」ボタンを押します。
(6)確認のメッセージボックスが表示されるので、 それに「はい」で応答すれば、拡張子の関連付けがレジストリーに登録されます。
(7)最後に、本画面左下の「終了」か「キャンセル」を押して、 本環境設定を終了します。