■マーク行一覧ダイアログボックス


 このダイアログボックスは、現編集テキスト内に設定されている通常マークと一時マークの一覧を 表示します。ここでは、各マークに対して、
 ・その周辺のテキストの表示
 ・そこへのジャンプ
 ・解除(マーク消去)
が行なえます。また、
 ・現編集テキスト内の全マークの解除
 ・他のファイルのマーク一覧への切り換え
が行なえます。
 マーク一覧を最初に表示した時は、現カーソル行に対応するマーク行がハイライトになっています。
 次に、このマーク一覧内の各項目について、説明します。

●マーク行一覧リストビュー

 ここに、現編集テキスト内に設定されている通常マーク行と一時マーク行の一覧が 表示されます。この中の1つを選ぶと、そのマーク行周辺のテキストが、編集ウィンドウに 表示されます。この時、そのマーク行の画面内での位置は、環境設定の 「検索/ジャンプ」→「マーク行」内の「マーク行へジャンプした時のカーソルの画面内の位置」で選択できるように なっています。ちなみに、初期環境では、「画面行数の1/5行目」になっています。 この設定では、例えば、画面の行数が30行の場合、マーク行は、 画面内の上から6行目になります。

 このリストビュー内の1項目を、ダブルクリックすると、 そのマーク行周辺のテキストが、編集ウィンドウに同様に表示されて、 カーソルがそのマーク行に位置します。その際、本ダイアログボックスは閉じます。

 このリストビューの列は、「テキスト内容」と「行番号」になっています。 「テキスト内容」のヘッダーをクリックすると、この一覧は、その文字列の 昇順または降順にソートされます。また、「行番号」のヘッダーをクリック すると、行番号の昇順または降順にソートされます。この昇順と降順は、 各クリックごとに、交互に切り換ります。

●「解除」ボタン

 このボタンを押すと、マーク行一覧内で、現在選択されている項目の行の マークが解除されて、その項目は、一覧内から削除されます。

●「全て解除」ボタン

 このボタンを押すと、マーク行一覧内の全ての項目の行のマークが解除されて、 一覧内の全項目が削除されます。なお、安全のために、この処理が実際に 行なわれる前に、その確認のメッセージが表示されます。そのため、間違って、 あるいは、とりあえず、このボタンを押しても大丈夫です。

●「他ファイル」ボタン

 このボタンを押すと、通常マークが登録されている他のファイルの一覧が、 ポップアップメニューに表示されます。この中の1項目を選ぶと、そのファイルの 編集ウィンドウが表示されて、その上に、そのマーク行一覧ダイアログボックスが、 本ダイアログボックスに代わって、表示されます。
 なお、このポップアップメニューに表示されるのは、正式に登録されている マーク行情報があるファイルに限られ、未登録の行マーク情報しかないファイルは 表示されません。なお、この登録に関しては、「行マークの設定/解除」で説明しています。

●「ヘルプ」ボタン

 ヘルプの本ページを表示します。


≪補足説明≫

 このダイアログボックスのサイズと配置は、自由に変更できます。これらは、 記憶されていて、再度開く時に再現されます。