「Grepダイアログボックス」内の「検索フォルダ」に、次の語句のどれかを所定の入力リスト等から選ぶことによって、特殊な Grep を行なうことができます。
<< 現編集フォルダ >>
<< 現プロジェクトノード内 >>
<< 現プロジェクト内 >>
<< 全プロジェクト内 >>
<< クリップボードのファイルリスト >>
<< 現編集テキストのファイルリスト >>
これらについて、以下に説明します。なお、いずれの場合でも、 検索対象のファイルが、通常のファイル(ディレクトリーファイルではない)時は、 同ダイアログボックス内の「検索ファイル」で指定されたワイルドカードに一致するものに限定されます。 検索対象がディレクトリーファイルの時は、【補説】のように なります。
この場合、現編集ファイルが格納されているフォルダ内のファイル群が、Grep の対象に なります。これは、通常の Grep で、「検索フォルダ」に現編集フォルダの名前を直接 指定するのと同じ動作をします。
この場合、プロジェクト管理ウィンドウ内で、現在選択されているノード下にある 全ての「ファイル参照ノード」の参照先のファイルが、Grep の対象になります。
この場合、プロジェクト管理ウィンドウ内で、現在選択されているノードを含む プロジェクト内にある全ての「ファイル参照ノード」の参照先のファイルが、 Grep の対象になります。
この場合、プロジェクト管理ウィンドウ内の全てのプロジェクト内にある 全ての「ファイル参照ノード」の参照先のファイルが、Grep の対象になります。
この場合、クリップボードに格納されているファイルリストのファイル群が、 Grep の対象になります。
ちなみに、クリップボードにファイルリストを格納するには、 例えば、エクスプローラ等で表示されているファイルの一覧から、(複数の)ファイルを 選択して、右クリックでコンテキストメニューを表示して、そこから「コピー」を実行します。
この場合、Grep を起動した編集ウィンドウ内の編集テキストに書かれている ファイル群が、Grep の対象になります。 この書き方は、1行に1ファイルが原則で、各ファイル名は、行頭から始まり、行末で終わる 必要があります。このファイル名は、絶対パスでも、相対パスでも構いません。 相対パスの場合、その編集テキストのフォルダーが基準になります。
ちなみに、クリップボードの中身がファイルリストの時(上記参照)「貼り付け」を 行なえば、そのリストの全ファイルがプルパスで、現カーソル位置に挿入されます。
なお、その編集テキスト内に選択範囲があれば、その範囲の行だけが対象になります。 選択範囲がなければ、その編集テキストの全行が対象になります。 但し、空行や、ファイル名として不法な行は、無視されます。
対象のファイルが、ディレクトリーの場合、次のようになります。 「Grepダイアログボックス」内の「サブフォルダも検索」のチェックボックス が OFF なら、そのフォルダ内は検索されません。ON なら、そのフォルダ内の 全ファイルと全サブフォルダが検索の対象になります。その際、 「各サブフォルダごとに確認」のチェックボックスが ON なら、 その検索の開始前に、確認のメッセージボックスが表示されます。 OFF なら、確認なしに検索が開始されます。