第140回 Column
(2008/12/30)

「今年の」
今年の演奏で使った機材。

むかしは、サンプラーとかエフェクター使って演奏してたけど、
どんどんシンプルになっている。今は、ギターとカポとスライドのみ。 

ギターは、Alvarez Yairi G-1FN。ヤイリのギターはオール手作りなので好き。
これ、小ぶりで気に入っている。
特別仕様なのか、ピックガードが
ギブソンB-25みたい。トップはシダーの単板で、バックはマホガニーの合板
シダーって枯れて見えるので、渋くて好きです。

カポは、ノーマル・カポとパーシャル・カポ。 パーシャル・カポは、3つの弦だけカポできるヤツ。
スライドは、ノーマルなものと、ラップスライド用。

もう、弾き語りにハマッていて、しばらくは、このスタイルで行きたいと思っている。
最近は、カフェとかレストランの演奏が多いので、スタイルもどんどん変わってきてる。

前は、自分の好きなものばかりだった。今は、一般のお客さんにも喜んでもらえるように曲を選んだり
作る曲も変わってきた。

演奏を始めたとたん、帰ってしまうお客さんもいる。
最初は意地になっていたけど、これはしょうがないし、気楽にやっている。


このB-25欲しいわー 1967 Gibson B-25 Kalamazoo Acoustic Guitar Demo Sweet! (YouTube 映像)
http://www.youtube.com/watch?v=J-aYkHQ-crU


第139回 Column
(2008/10/27)

「孤高、奇才」
グレン・グールド(Glenn Gould, 1932年〜1982年)はカナダのピアニスト&作曲家。
20世紀でもっとも個性的なピアニスト。

個性が強すぎて、簡単にちょっと書けない。
ブラームスの間奏曲集」なんて、美しすぎて、聞くたびタマゲル。

ホントに芸術家。聞くのはスゴク素晴らしいけど、実際まわりにいた人はスゴク困ったに違いない。
言動に振り回される〜。そのエピソードちょっとだけ、書いてみる。

・作曲者の意図に反して、記号など無視、自分の解釈で曲を演奏&録音

・ピアノ弾く前には、お湯に20分手をつける
 極端に低いイス(35.6cm)に横座りして、猫背で演奏
 ハミングしながら自分で指揮しながら演奏、なので録音作品にも鼻歌が入っている
 父親が作った椅子以外には座らない、というこだわりあり

・演奏会では、わざと間違えて、観客の反応を楽しむ、でも演奏会嫌いになり、32歳で演奏会中止

・極度の寒がり屋で、夏でも厚い上着の下に分厚いセーターを着込んでいた

・若い頃はその美しさから、アイドル的な人気があり

・後期の録音作品では、数回演奏して、いいところだけを切り貼りして、1曲にまとめていた

・極度の潔癖症で、ファンと握手するのを、とても嫌がった、でも写真は大好き
 電話の向こうで咳が聞こえ「風邪がうつる・・」ので電話を切ったことがある

などなど・・・
天才は、やっぱり一味ちがう。


Bernstein & Glenn Gould (YouTube 映像)
http://jp.youtube.com/watch?v=AVODxskoHFQ


Bach - Art of fugue - Contrapunctus4 - Glenn Gould
http://jp.youtube.com/watch?v=NRYcbatSA4k


Glenn Gould plays Bach
http://jp.youtube.com/watch?v=qB76jxBq_gQ


第138回 Column
(2008/8/26)

「ふらふらメンコ」
フラメンコ・ギターを練習する。

フラメンコなんてライブで演奏しないのにやってる。
なんでだろ?自分でも、よーわからん。

今この曲やってる → グラナイーナス
これ初級。
弾けなくてクラクラ、ふらふらする。

ボサノヴァもたまに練習する。
ライブで演奏しないのに、これもやってる。意味不明。
ボサノヴァむずかしい。リズムもコードも多彩。

ガット・ギターは、おしゃれ。
なんか、おしゃれな感じがする。そこに憧れがあるのか?
さっぱり、わからない。

????〜?
と思いながら、今日もピロピロ弾いてみる。


フラメンコ路上演奏、こんな人たくさんいるらしい (YouTube 映像)
http://jp.youtube.com/watch?v=4WzwR3_vBM4&feature=related


フラメンコ路上演奏2
http://jp.youtube.com/watch?v=Wi8bPrMDvb8&feature=related



第137回 Column
(2008/6/24)

「マイク」
マイクを気分で変える。

マイクを変えると、ギターの演奏も変わってくるので不思議。
弾き語りしながら、声のトーンとギターをあわせていく。

天気やお客さん、自分の気分体調によって声のトーンは変わってくるが、
一番は、マイク。
マイクを変えると、すごく声が変化する。

左は、SHURE SM58。どこのライブハウスでも置いてある定番。
いつもの安心の音。上手い具合に、にじんでくれる。バックの音となじみやすい。

真中は、SHURE BETA57。 これ楽器にも使える便利マイク。宅録でもよく使う。
抜けがよく、パンチもある。スコーンって感じ、気分も軽くなる。

右は、AUDIX OM-3。 低音がはっきり出て、高音もクリアーで抜けがよい。
弾き語りで使うと、言葉が良く伝わる。クリアーなので音程もはっきり出る。

もっとマイク欲しい。
ほとんど趣味。
ライブで曲によってギター変えたりする人はいるのに、
どーして曲によってケーブル変えたり、マイク変えたりする人がいないのだろう?
多分めんどくさいから。
もちろん僕も、めんどくさいのでやらない。


U2のボノは、ライブでもレコーディングでも、SHURE SM58 (YouTube 映像)
http://jp.youtube.com/watch?v=uDkBzkA9L4s



第136回 Column
(2008/4/18)

「スライド」
スライド・ギターが好き好き。

スライドのギターが好きでね。
なかなか上手く演奏出来ないけど、好き。

楽器屋いっても、いいスライドバーないか、いつも見てる。
薬のビンで作ったりする。

スライドの音って人の声に似ていて、弾き語りでやると、
漫才でいう、ボケとツッコミになる。
歌がボケで、スライド・ギターがツッコミ。
なので歌いながら、その隙間にスライドを入れていくと、いい〜感じになる。

別にブルースっぽい曲でなくてもいい、
気持ちいいと思えば、どんな曲調でも、いれちゃう。


Ben Harper - Paris Sunrise #7 & Lifeline (Toronto, ON)
(YouTube 映像)
http://www.youtube.com/watch?v=DaYGoKgtT5g


morning weissenborn
http://www.youtube.com/watch?v=hNTBrrrODwE


Kaki King- They Loved It In Italy
http://www.youtube.com/watch?v=hNTBrrrODwE



第135回 Column
(2008/2/28)

「カバーもの」
カバーするなら、ビートルズ。

ライブでカバー曲を取り上げるとき、
ビートルズの曲をやることが多い。

ビートルズの曲なら、だいだい皆知っているし、
とってもいい曲が多いから。

そんでもって、気がついてみると、ジョン・レノンの作った曲ばかり
なぜかやっている。

パンチがあって、コード進行が変わっていて、それでいい曲。
みたいな基準で選んでいたら、そうなっていた。

「そうか、俺はジョン・レノン好きなんや〜」
最近、気がついた。

というわけで、これからもビートルズの曲をカバーしたいと思います。


The Beatles - I Am The Walrus (YouTube 映像)
http://www.youtube.com/watch?v=bBRss3HUipw







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